今週は、生活習慣を見直すきっかけとなる「代謝アップ」についてご紹介していきます。
人は、「代謝」を繰り返しながら熱を生み出し、必要なエネルギーを得て活動を続けています。代謝が高ければ、日々の活動を通じて多くのエネルギーを消費できるので、余分なカロリーが体脂肪として蓄積することもなくなります。 運動習慣がある人もいれば、ほとんど運動をしない人もいると思いますが、運動をしていない人が代謝を上げるにはどうすればいいのでしょうか? 運動を始めるとしても、いきなり多くのことをやろうとすると上手くいきません。日常生活の少しの意識で、簡単に取り組めることからスタートして、ひとつずつ加えていく感覚で進めましょう。今回は、運動習慣のない人が、最初に取り組んでほしいことをご紹介します♪
朝ごはんを食べる
まず、最初に行なってほしいことは、朝ごはんを食べることです。食べるという行為は、ただエネルギーを摂取するというだけでなく、同時にエネルギーを消費することでもあります。咀嚼し、消化して、吸収するという一連の流れを通じて一日に消費されるエネルギーのおおよそ10%が使われています。朝ごはんを食べない人は、食事を通じて消費できるエネルギー分を損していると言って良いでしょう。
朝ごはんを食べないという人は、朝ごはんを食べるために少し早起きしてみましょう。
ストレッチ
朝少し早く起きて、ストレッチなどの簡単なエクササイズを行いましょう。そうすれば内臓が動いて、食欲も旺盛になり代謝が上がっていきます。
階段&徒歩を意識
日常生活の中で運動量を増やす工夫を始めましょう。例えば、エレベーターやエスカレーターを使わずに階段を登ったり、駅まで歩くなど、そんなことから始めてみます。
慣れてきたら
★自宅トレーニング
上記の3つのことに慣れてきたら、代謝も上がり、身体の反応が良くなっているはず。このタイミングで、いよいよ本格的な運動の時間を加えます。
まずは、ウォーキングやジョギングなどから始めて、余裕があれば、1日おきに腕立て伏せやスクワットなどの自重トレーニングにチャレンジしましょう。
★タンパク質の摂取量を増やす
運動に合わせて、タンパク質の摂取量を増やします。朝食後にプロテインドリンク、運動前にアミノ酸を摂ることをお勧めします。
ポイントは、最初から全部やろうとせずに少しずつ始めることです!
次回は、ダイエット中の人の代謝をアップさせるコツです!
教えてくれたのは… 桑原 弘樹(くわばら ひろき)
桑原塾 主宰。
スポーツサプリメント『パワープロダクション』の産みの親。NESTA JAPAN(全米エクササイズ&トレーナー協会)PDA。
武藤敬司氏率いるW-1(レッスルワン)コンディショニングコーチ。
国内外のトップアスリートに対して独自のコンディショニング指導を行い、各種スポーツ誌への執筆や講演会を実施するなど多方面にわたって活動中。
文 Masayuki Saitoh
-コンテスト
-食事誘導性代謝, Woman'sSHAPE, 生活活動代謝, 筋トレ, 食べて痩せたい, 運動, Woman'sSHAPE vol.02, 栄養, 運動不足, 冷え性, 朝ごはん, 代謝アップ, 朝食, 基礎代謝, 内臓, 代謝を上げたい, 腸活, 太らない体質づくり, 太らない身体づくり