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0月8日（日）、江戸川区総合文化センターで公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟（JBBF）主催『第69回男子日本ボディビル選手権大会』、通称『ミスター日本』が開催され、相澤隼人選手（23）が見事3連覇を達成した。
3連覇のかかった今大会では、審査員全員が一位票をつけ、ベストアーティスティック賞、モストマスキュラー賞を受賞する完勝だった。
「素直に嬉しいです。最善を尽くして準備してきたので、その成果が出てよかったです。これまでは結果を残すということに囚われていたような気がして、ボディビルの本質だと思っている『自分の成長』を見ていなかった気がします。ただ今大会に向けての特に1カ月間、本調子ではない中でも最善を尽くしてきたことで、自分の中でも得るものが大きかったです」
結果以上に大事なことに気がついた。
「今回でハッキリしたことは、『勝つことよりも大切なことがある』ということです。もちろん成績も大事だと思うんですが、そこに囚われすぎると、もっと大事なことを見失うような気がして。そこに気づけたことが、今の自分にとってはすごくよかったです。周りに支えられているということを実感し、『当たり前じゃないんだな』『素晴らしいことだな』と感じることができて、今大会を通じて人として成長できたような気がします」
取材・撮影：FITNESS LOVE編集部
