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【写真結果】21歳・浦川天聖 「ザ・逆三角形」の身体でメンズフィジーク世界ジュニア優勝!

浦川天聖選手スペイン・サンタスサンナで開催されている『IFBB WORLD FITNESS & BODYBUILDING CHAMPIONSHIPS 』で、11月1日(現地時間)に浦川天聖(うらかわ・てん)選手(21)がメンズフィジークジュニア(21~23歳)174㎝以下級で見事優勝に輝いた。「ザ・逆三角形」の身体が持ち味の浦川選手は今年の7月30日(日)に開催されたオールジャパンジュニアフィットネスチャンピオンシップスのメンズフィジーク172㎝以下級で優勝し、その後172㎝超級の優勝者と争うオーバーオール戦も制覇。国内の23歳以下のメンズフィジーク王者として挑んだ初の世界選手権で、見事優勝を果たした。

【写真】ジュニア世界一・浦川選手の世界大会写真

「長い減量を乗り越えて良かったです。個人的には、素早く取るポージング、身体の逆三角形具合が評価されての結果だと思います。ちなみに、舞台裏やカラーリング会場では、この身体は他国の選手からかなり高評価でした(笑)。課題としては、腹筋の凹凸感がもっと必要だと感じました」

優勝後のコメントでもあるように、浦川選手の武器は何といってもその細いウエストからの背中の広がり、いわば「逆三角形」の身体だ。逆三角形の身体を作る上で、浦川選手は「腹筋のコントロール」を意識していた。

「ポージングでの呼吸の仕方を工夫し、腹筋をコントロールすることでより細く見えるようにはしています。8割ほど息を吐きながら白線に向かって腹筋を集め、最後にその集めた腹直筋をクランチの初動の要領で横に引き伸ばして形を整えるイメージです」
(白線:カラダの正中線上にあり、腹直筋を左右に区切っている腱のこと)

また、今年9月のインタビューでは「今年の世界ジュニアで優勝したい」とコメントしていた浦川選手。見事に有言実行したその大会後に、今後のさらなる目標を聞いた。

「世界選手権で結果を出したい気持ちが高くなったので、メンズフィジークの一般のクラスで優勝することが今後の目標です」

メンズフィジークマスターズ50歳超級、マスターズオーバーオールを優勝した田村宜丈選手と浦川選手の2名の金メダリストが生まれた大会初日。現地時間の11月2日は安井友梨選手、ダンシーあずさ選手らが出場するビキニフィットネスが行われる。日本勢のメダルラッシュに期待がかかる。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:Igor & Jakub

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