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42歳・看護師がウーマンズレギンスフィットネス優勝!不規則な勤務時間でもトレーニングを継続する方法とは!?

宗石知子選手11月4日(土)に開催されたマッスルゲート静岡・ウーマンズレギンスフィットネス163cm以下級で優勝した宗石知子(むねいし・ともこ/42)選手。2021年、2022年はゴールドジムジャパンカップのウーマンズレギンスカテゴリーで優勝するなど、活躍を見せていた宗石選手。今大会はウーマンズレギンスより筋量が多いことが評価されるウーマンズレギンスフィットネスに出場。このカテゴリーでも見事優勝を果たしたが、反省点があったという。

【写真】宗石知子選手の逆三角形の背中

「レギンスからレギンスフィットネスへの移行だったため、とにかく不安いっぱいで臨んだ大会でした。予想通り緊張感で身体も表情もポージングもガチガチになってしまいました」

看護師をしながら、今年からパーソナルトレーナーとしても活動している宗石選手。2つの仕事とトレーニングを両立する工夫とは?

「看護師の仕事とパーソナルトレーナーの仕事を両立しなくてはいけないので、看護師夜勤業務(翌朝9時に仕事が終わる)以外は、確実に時間が取れる早朝にトレーニングをしています。足りないときは夕方にも行います。基本は日勤の日も夜勤入りの日(仕事開始が16時45分)も朝4時起床で、トレーニングをします。夜勤(仕事終わりが朝の9時)明けのときは早朝トレーニングができないので、午後から夜にかけて行います。私の場合、夜勤入りでも、日勤日と起床時間をあまり変えないことで逆に生活リズムが整う気がします。ちょっと特殊かもしれませんが(笑)。パーソナルトレーナーのお仕事は昼間や夜に多いので、看護師の日勤以外の時間(夜勤前や夜勤後、日勤後)などにさせていただいております。ちなみに早朝トレーニングはエニタイムフィットネスで行い、昼間や夜はゴールドジムで行っています」

宗石選手が今年強化したことは背中の広がりと下半身と腹筋。ほぼ毎日トレーニングをするという宗石選手にトレーニングサイクルを伺った。

「1回のトレーニングは1時間半〜2時間程です。胸、肩、背中、下半身のローテーション(時々腕)、腹筋はほぼ毎日行います。トレーニング中は雑に行わず、“今どこに効いているのか”を意識しています。また、マシンや器具を丁寧に扱うことを心がけています。最近は大円筋の広がりを褒めていただくようになりました。ラットプルダウンでつくっています」

「外傷性の巻き肩で左右差があるので、ポージングの際に左右対象に見える肩周りを作るためにストレッチを丁寧に行っています」

鶏胸肉に飽きてしまい、食べるのが苦痛だったという宗石選手。作り方などを工夫することで、楽しめるようになったという。

「料理が得意な友達に相談し、鶏胸肉の塩麹の減量メニューを考案していただき、毎日美味しく食べられるようになりました。他にも複数考案していただいて、飽きのない減量メニューを楽しんでいます」

また、効果のあった減量方法を聞くと、「玄米にカーボサイクル(炭水化物の量を日ごとに変える)を付けて食べています」と教えてくれた。

宗石選手の今後の目標とは?

「トレーニング中も負荷をかける部位などを意識し、苦手なマッスルコントロールを少しでも克服し、ポージングに活かせるようになりたいです」

宗石選手は12月10日(日)に開催されるゴールドジムジャパンカップに出場する。

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介 

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