コンテスト womens

脚、肩の丸みが凄い!キュートさと力強さを兼ね備えた女子フィジーク選手の意外な減量食とは?

村山彩乃選手10月8日(日)に開催された日本最高峰の舞台「JBBF日本女子フィジーク選手権大会」で丸みのある筋肉と女性らしい美しいポージングを見せた村山彩乃(むらやま・あやの/36)選手。2年ぶりの日本選手権でファイナリスト(トップ12人)の11位という成績を残した。

【写真】村山彩乃選手の丸みのある脚

「生活環境が変わり、体調が優れずトレーニングができない時期もありましたが、職場のスタッフや周りの方々にたくさんサポートしていただき、2年ぶりに日本選手権という大きなステージに立ち、今年もファイナリストになることができました。今年は今までと違う減量方法や調整方法などをいろいろ試すことができたので、その経験を活かし、来シーズンはまたしっかり調整していきたいと思います」

中学生の頃から柔道をしており、社会人になってアマチュアボクシングを始めた村山選手。ケガが続いてボクシングを辞めざるを得ない状況で、ボクシングジムのコーチにボディビルという競技を教えてもらい、2017年にトレーニングを始めたという。そしてその翌年に大会に初出場した。

「今年だけではありませんが、背中の筋量アップのためにコンディショニングなども強化しています」という村山選手。背中は強化しているため、上下に分けてトレーニングをしているという。そんな村山選手にトレーニングサイクルを伺った。

「トレーニングは週5〜7回、1回1時間〜1時間半行っています。7分割(胸、背中上、背中下、肩、腕、脚、ハムお尻)で、サイクルは特に決めず、その日のコンディションに合わせて行う部位を決め、1週間で全部位回るようにしています。以前は何曜日にどの部位、オフを取るなどと決めていましたが、調子が悪いのに無理やりトレーニングをしたり、反対に調子が良いのにオフにしたりするというサイクルが私にはストレスに感じたため、その日の身体の調子を見ながら決めるようにしています。また、トレーニング中に意識していることとして、対象筋が効いているかはもちろん大事ですが、自分から効かせにいくのではなく自然と身体が動いているかを意識するようにしています」

また、村山選手の丸みのある深いカットが入った脚をつくりあげたトレーニングとは?

「周りからトレーニングメニューなど聞かれることも多いですが、メインはスクワットで全部で4種目です」

村山選手はゴールドジム のトレーナーをしており、仕事が午後からなので、出勤前にトレーニングを行なっている。

ステージングについては、「筋肉を見せる規定ポーズを正しく取ることが一番重要だと思いますが、女子フィジークらしい女性らしさ、美しさを表現したいと思っています」と教えてくれた。

今年頸椎症になり、痺れや運動障害が出てしまい思うようにトレーニングできない日々が続いた村山選手。自身で試行錯誤したり、周りの方からアドバイスもらったり、たくさんの方からサポートしてもらい、乗り越えることができたという。

村山選手は今年の減量で良い食材を発見したという。

「今年の減量は白米、オートミール、かぼちゃ、ライスケーキ、卵、鶏胸肉、牛肉をメインに摂りました。その中でライスケーキは仕事上、出張や移動が多く食事時間が取りづらい私には持ち運びやすく、また食べる量も調整しやすいため、とても良い食材でした。高強度の有酸素運動20〜30分を1日2回行ったことが減量と皮膚感も良くなり効果がありました」

村山選手の今後の目標は?

「今年の自分を上回ることです。もちろん、大会の結果も重要だと思いますが、好きなトレーニングを楽しみつつ、トレーニング技術や身体のコンディションなどもレベルアップしていきたいです」

次ページ:村山彩乃選手の丸みのある脚

取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介 

次のページへ >


-コンテスト, womens
-,