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スリーサイズが20代の頃と変わらない!元モデルが50代からのボディコンテストに再挑戦

髙田礼子さん「今年は、出場する3部門で全て優勝したいと思っています」
12月10日(日)、埼玉県三郷市文化会館にて行われる『Super Body Contest(以下、SBC) 2023 FINAL』に向けて静かに情熱を滾らせる、髙田礼子(たかだ・れいこ/57)さん。“20代の頃から体重とスリーサイズが変わらない”という驚きの肉体遍歴を持ち、昨年のFINALではビキニ姿で筋肉美を競うSBC部門、タイトドレスでのトータルパッケージを競うSBC TIGHT部門の2カテゴリーで準優勝を残し、今年はさらに高みを目指す。

【写真】抜群のスタイルを活かしステージを舞う髙田礼子さん

「20代の頃はモデル業をしていて、ミスコンテストにも多数出場していました。年齢を重ねてそういう機会からは離れていたのですが、タレントの方々がボディコンテストに出場したというニュースを見て、2017年から出場してみようと思いました」

野菜が好き、肉より魚、豆腐や卵が好きといった食生活、クラシックバレエ・器械体操・新体操・乗馬・エアロビクス・ジャズダンスと豊富に培ってきた運動歴、またモデル兼コンテスト経験者という実績は年齢を経ても遺憾なく発揮され、初出場の大会でファイナリストにまで登る。その頃、髙田さんがしていたのはプランクと踏み台昇降だけだったという。

「大会に出て、『どこのジムに通ってるんですか?』と周囲に聞かれ、大会へ出場している方たちはジムに通ったり、パーソナルトレーニングを受けているものなのだと気づきました。それまでは“痩身であること”だけが求められる場しか経験がなかったので、そこでやっとボディメイクにおけるトレーニングの必要性に気づきました」

その気づきとともに、全国大会の場で予選落ちした屈辱をきっかけに、本格的にトレーニングを開始する。

「ちょうど近所にジムが出来て、右も左もわからずとりあえずパーソナルトレーニングを受けました。その後はずっと自主でやってきたのですが、教えてもらったことを忠実に、正確にこなすことには長けているというフィードバックを貰いました。週に4〜5回、1時間ほどひたすら教えられたことを愚直に繰り返しました」

「今思い返すと、最初の頃はトレーニング法が合っていたのかどうかわかりません。あと、実は筋トレが嫌いです(笑)。ただ、決めたことはやり切る性格なので、一度決めたことは他のことでも三日坊主でやめたことはほとんどどありません。50代の進化は亀の歩みですが、それでもコツコツやっています」

その言葉通り、そこから5年間、トレーニングに励むとともに数多くのコンテストに参加し続け、着実に戦果を積み続けてきた。最近では、衣服の着心地に変化が如実に現れ、周囲の評価も変わってきたという。

「肩周りなどが明らかに変わってきました。身体のメリハリも前よりシャープになったと思います。身体自体はまだまだ発展途上ですが、人前での魅せ方、パフォーマンス歴という点ではアドバンテージがあると思っていますので、表現力を駆使して勝ちにいきたいと思います」

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取材:にしかわ花 撮影:田中郁衣

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