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夫婦2人3脚&『脚男』のアドバイスで急成長!トレ後のご褒美は和菓子!?

岩崎ひとみ選手今年6月に開催されたJBBF横浜オープン大会から始まり、JBBF山梨オープン大会やJBBF東日本フィットネス選手権大会・ビキニフィットネス158cm以下級、マスターズ35歳以上158cm以下級で優勝を果たした岩崎ひとみ(いわさき・ひとみ/36)選手。昨年は大会初出場で予選落ちを経験していた岩崎選手だったが、今年は身体を進化させ、ビキニフィットネスでの競技成績も伸ばしている。そんな岩崎選手が今年、身体づくりで取り組んだこととは。

【写真】岩崎ひとみ選手が強化している脚

岩崎選手はボディビルダーの夫の勧めで脚を強化するために、ある現役ボディビルダーのパーソナルを定期的に受けるようになった。

「全ての基本は脚だということで、『脚男』こと佐藤茂男選手(日本クラス別選手権85kg以下級優勝)の脚トレパーソナルに文字通り足繁く通いました。また、佐藤選手はフィットネス競技もとても研究してくださっており、大会ごとにフィードバックと次回に向けての課題をアドバイスいただいています」

大会のフィードバックや大会写真などから見えた弱点を、次の大会までにどれだけ克服できるか、どれだけ変化できるかを研究してトレーニングの内容も変えたという。

ステージングに関しては、「表情を作るのが非常に苦手でしたので、どうしたら華やかに見えるのか、見ている人を惹き付けられるのかを他の選手の映像や写真を観て考えました。まだまだ勉強中です」と教えてくれた。

「楽しいと思えるトレーニングをしなくなりました」と語る岩崎選手。そのトレーニングが岩崎選手の身体を変えた。

「フルタイムの会社員として、限られた時間の中で全てを同時進行させなければならないので、予定通りにメニューをこなせるように、トレーニング中はスマホを見ない、とにかくゾーンに入ることを意識していました。恐らく他の選手に比べて、扱える重量も重くないと自覚していたので、適度に補助をして貰いながら重量を伸ばしていったり、フォースドレップ法やハイレップを取り入れたり、ドロップセットを組んだりなど、刺激が一定にならないようにしました」

「トレーニングは、オフシーズンでは基本週7日で疲れてきたらオフをとるようにしています。シーズン中は週5日です。平日仕事のある日は2時間半、週末休みの日は3時間〜4時間です。ハム・尻、背中、脚(前部)、肩の4分割。腹筋、下背部は弱点なので、トレーニングの最後に時間の許すかぎり毎回行うようにしました。エネルギーを使い切るように動くこと、インターバルが長くならないようにすることなどを意識しています」

また食事面では、夫の協力が大きかったという。

「トレーニングのボリュームや質、身体のコンディション、精神面に負担のないように、夫が全て準備してくれていたので、本当に助かりました。シーズン中でもしっかりトレーニングできた日はご褒美に和菓子を食べたりもしていました。大体脚トレの日が多いです。スクワットの重量や回数を更新できたトレ後に好きな和菓子を一個(主に大福やどら焼き、わらび餅など)本当にご褒美的な要素です。最近のお気に入りは、くるみゆべしです」

岩崎選手の今後の目標は?

「12月10日のゴールドジムジャパンカップでは優勝したいです。来シーズンは国内の大会で好成績を収め、海外の大会に出場する資格を得たら、是非挑戦したいです。そこでもしっかりと結果を残すことが目標です」

「トレーニングはもちろん食事や仕事、私生活でも、競技を始める前の私には全く想像できなかった大変なことがたくさんあります。しかし、始めたからには、本気で結果にこだわって、やるべきことを黙々とこなしていきたいと思います」

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介

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