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ジュエリー店経営者が披露したバッキバキの腹筋!生きがいのスイーツを断ち、覚悟を決めた2カ月間

川崎泰史さん「私のエンジンと言っても過言でないほどなくてはならない存在であったスイーツを2カ月も食べなかったのは人生で初めてかもしれません……」

ジュエリー店経営者の川崎泰史(かわさき・やすふみ/43)さんは、10月21日(土)に開催された『ベストボディ・ジャパン2023ジャンル別&職業別大会』ミスター・ベストボディ・経営者部門で見事グランプリに輝いた。さらに、同日開催された『マッスルモデル&フィットネスモデル2023東日本大会』のマッスルモデル部門・マスターズクラスでもグランプリを獲得し、見事2冠を達成。生きがいだったスイーツを絶ち、多忙な中でもハッキリと割れた腹筋を作り上げることができた原動力とは?

【写真】経営者部門1位・川崎泰史さんのバッキバキに割れた腹筋

普段は経営者としてジュエリー店の運営を行う川崎さん。トレーニングは15年ほど続けているベテランだが、コンテスト出場は今回で7大会目。長いキャリアがある中でコンテスト出場を目指すようになったきっかけを伺った。

「トレーニングはしていたものの、コンテストへの知識不足はもちろんのこと、出場したいという気持ちも特にないまま過ごしてきました。しかし、知人に出場を勧められたことをきっかけに大会に臨む決意をしました。初大会時は減量などの慣れない生活が大変でしたが、絞れたときの自分に自信が持てて……。それからは毎年コンテストには出場しています」

昨年の反省として背中の弱さと絞りの甘さがあったという川崎さん。今大会への出場に向けて、最後の2カ月間は徹底的に身体を追い込み、身体を作り上げたという。

「大会直前の2カ月間は覚悟を決めて、自分史上最高に追い込みました。トレーニングは週5日、背中を中心に身体を作り込みましたね。そしてなによりも大変だったのが、大好物であるスイーツを絶ったことです。毎日スイーツを口にし、私のエンジンと言っても過言でないほどなくてはならない存在であったスイーツを2カ月も食べなかったのは人生で初めてかもしれません……」

2カ月間の覚悟とはいうものの、経営とトレーニングの両立は決して簡単なものではなかったという川崎さん。時には睡眠時間を削ってでも取り組むこともあったというが、そんな中でも乗り越えられた原動力は何だったのだろうか。

「とにかく大会で満足のいく成績を残したいという一心でした。仕事後のトレーニングは心が折れそうでしたが、そんなときは今までの自分を超えたいという気持ちを思い出し、自分を鼓舞し続けました。最終的には結果を残すことができ、努力が報われたので本当に嬉しいです」

トレーニングの成果は大会での結果だけではない。仕事や考え方にもいい影響をもたらしているという。

「辛いトレーニングと向き合うことは精神も強くさせてくれました。そして、限界を更新することで自分に自信がつくんです。まだできるという気持ちは仕事においても向上心を高めてくれるので、筋トレを続けて良かったと心から思います」

今回、見事2冠を達成した川崎さん。来年のコンテストも最高の仕上がりを見せてくれるに違いない。

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取材:池田光咲 撮影:舟橋賢

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