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海外で活躍する日本人マッスルアスリート!ボコボコ感のある背中と大きく発達した肩が凄い【part.01】

Hiromi May選手今年10月に開催されたフロリダハリケーンプロ50歳以上級で4位の成績を残したHiromi May (めい・ひろみ/51)選手。今回の試合は、人口股関節の手術を控えた直前の試合だったという。

【写真】Hiromi May 選手の大きく発達した肩とバキバキの背中

「悪いところをすぐ治す手術には全く抵抗はないのですが、もう選手生活はできないんだなということがとにかく悲しくて、“では最後にもう一度!”と決めた試合でした。右股関節は、粉砕骨折が始まっていて、歩くことすら厳しい中での参戦にも関わらず、最高のコンディションで、今回の全米マスターズ17人中4位、ファーストコールアウト!3位とは1点差という素晴らしい結果が出たこと。出場できるだけでもラッキーだと思ってただけに、素敵な結果もついてきてとにかく嬉しかったです」

そして、今大会を終えて「また絶対にステージに上がる!」と決心した。

「人工股関節手術をしたビルダーの方は、ほとんど選手生活をリタイヤしているので、自分のできる範囲でどこまでできるか、新たな挑戦に挑もうと思います」

1998年からハワイに在住しているHiromi選手は20歳の大学生のときに「痩せたい」と思いジムに入会。しかし、痩せるどころか、筋肉の発達が早く、そのときのトレーナーに「君は筋肉質だから、いっそのこと鍛えちゃえば?」という一言で、筋トレを始めた。

そして、「たまたま、子どものママ友のその友人がボディビルに出るんだけど、一人で見に行くの怖いから、一緒に行かない?」という軽い誘いからボディビル競技に興味を持ち始めた。

「そのとき初めて見るボディビルのステージ、その友人の方の筋肉はもちろんのこと、キラキラ光る水着に憧れて大会に出たいと思いました(笑)。でも“その水着が似合う身体づくりをまずはしなければなりません”というアドバイスを受け、そこから2年後にデビューいたしました」

2011年のハワイパラダイスカップで大会デビューをし、そこから毎年大会に出場して活躍を見せているHiromi選手。転機となった大会とは。

「2018年にピッツバーグで行われたNPC Teen Collegiate&MastersNationalChampionshipsです。プロクオリファイのナショナルの試合で、毎年確実に順位を上げていき、自信を感じた試合でした。プロクオリファイレベルの試合は、全米のアマチュアのトップ選手がプロカードを狙ってコンディションを整えて参戦するので、そのときのファーストコールアウトは“プロまでもう少し!”とプロカードを取得したいと強く思った試合でした」

そして2019年のマッスルコンテストジャパンで見事優勝し、プロカードを取得した。

「アメリカ本土以外での試合は、その数カ月前の中国が初めてで、いつもアメリカの選手と戦っていたため、どんな選手が来るのかもわくわくでした。プロカード取得が決まった瞬間に、ゴールドジムの社長がガッツポーズをする姿が、今でも印象的です」

Hiromi May選手Part2では、ケガを経てのトレーニングについてや食事について公開する。

《Hiromi May選手プロフィール》
1998年からハワイ在住。3人の男の子たち(20歳の双子と17歳)のママ。フィットネスウエアの808coconuts Ave.プロデュース。自分が着たいウエアをデザインしたいセレクトショップのようなブランドです。その他、日本でのパーソナルセッションやセミナー、オンラインコーチもしております。デビュー戦や次のレベルに向けてのコンディション調整が得意。
また、ハワイ自宅ではハワイ参戦合宿や、筋トレ合宿もしています。
自分でいうのもなんですが、とてもフレンドリーです。

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取材:FITNESS LOVE編集部  写真提供:Hiromi May

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佐藤奈々子選手
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