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永遠に健康で美しく。全国大会3部門で銀の57歳・元モデルが実践する「体型維持の秘訣」

「今年は必ず優勝するという意気込みだったので、いろいろな思いはありますが現時点での自分では100%を出し切った結果なので、真摯に受け止めたいと思います」

【写真】タイトドレスからイブニングドレス。華麗な髙田礼子さんのステージング全22枚

12月10日(日)、全国大会となる『Super Body Contest(以下SBC)FINAL』にて3部門で2位、素晴らしい戦績を残しながらもそう語るのは、モデルであった20代のころと変わらぬボディラインを保ち続けている驚異のスタイルに磨きをかけ本大会に臨んだ髙田礼子(たかだ・れいこ/57)さんだ。ナチュラルでヘルシーな食生活とクラシックバレエ・器械体操・新体操・乗馬・エアロビクス・ジャズダンスなどの豊富な運動経験により培われたボディを、より輝かせ続けているボディメイク法について聞いた。

「週に4日、下半身、背中、胸と肩の日と分けて、4種目ほどを1時間かけて行います。15回程度挙上できる重量を3セットが基本です。マシンが多く、例えば脚ですとレッグプレスや自重でのブルガリアンスクワット、レッグカール、インナー・アウターサイ、キックバックなどです」

「この年齢になってくると、体型を“維持する”ということ自体がかなり難度が高くなります。その上でウエイトトレーニングは欠かせないものですね。むち打ちがあるのでバーベルを担ぐなどのフリーウエイトの動作はできませんが、マシンで対象にしたい部位のみを細かく鍛えていくことで対応しています」

食事に関しては、元々沢山は食べないため太ることはないが、逆に大きく増量、筋肉量を増やすということも難しいという。

「大会のフィードバックとして、もう少しボリュームを持たせることを勧められましたが、あまり食べられないので、無理してまで大幅なバルクアップは考えてはいません。できる範囲で楽しくボディメイクをしていくなかで、結果が伴えばなお良いと考えています」

その分、ポージングについてはさらに洗練していくと語った。

「毎日、ジムでも家でも時間が許すかぎり練習は欠かしません。指の先の先まで美しさを確実に表現していきたい。同じカテゴリーに出場する友人と合同で練習をしてお互いに切磋琢磨することもします。ポージングはいつも評価を高くいただけているポイントなので、強みとしてさらに丁寧に強化していきたい部分です」

「来シーズンも大会には出場したいと思っています。自身がどのカテゴリーで一番持ち味を活かせるのかということを再度検討した上で、これからじっくり計画を立てていきたいと思っています。いつまでも健康で美しくいられるよう、自身に無理のかかりすぎない、可能な範囲を自分と相談しながら結果を出せればと思います」

次ページ:大胆なタイトドレスも美麗なイブニングドレスも着こなす髙田礼子さん

取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

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