昨年11月19日(日)に開催された『ベストボディ・ジャパン日本大会』のミス・ベストボディ部門ウーマンズクラス(40歳~49歳)で4位入賞、東京大会では同部門・クラス4位、関西大会では3位と、健康美を競う大会で上位の成績を残し続けている中川栄(なかがわ・えい/46)さん。中川さんは作り上げてきた美しいスタイルを「常に見られていると意識する」ことで保っている。
日本大会という、各地方大会で上位の成績を残してきた選手たちが集まる大会で4位入賞に輝いた中川さん。
「この日まで毎日死ぬ気でやり切れました!1日1日無駄にせずここまでやれたのはこの大会に出会えたお陰です。日本ーを目指してやってきた4年半。こんなに熱くなれることは人生においてなかったと思います。順位を競う中で結果自分が美しくなれる最高の場所です。美に貪欲な私にピッタリな場所!本当に美し過ぎる人たちの中で4位に選んでいただけたこと今は感謝でいっぱいです」
中川さんは筋トレに加え、ヨガとピラティスで身体づくりを行っている。
「普段はウエイトトレーニングを週1、2回。ヨガやピラティスなどの何かしらの運動は毎日行っています。ヨガとピラティスはかれこれ20年近く行ってきました。それらは体幹(インナーマッスル)を鍛えるために取り組んでいて、特にヨガは週3回と注力して取り組んでいます。他には毎日1時間のウォーキングも行うようにしています」
中川さんの習慣である1時間のウォーキングに美しいスタイルの秘訣がある。
「歩く際に、『後ろの脚で歩く』ということを最も意識しています。イメージとしては後ろ足で地面を蹴りながら歩いていく感じで、常にお尻に刺激が入るような形で1時間歩いています。なのでお尻は毎日刺激していますね」
「あとは、『胸を開く』ことも意識して過ごしています。腰を反ったり他の部位を使わず、胸だけをグッと上げていくようなイメージです。胸郭を上げるということですね。それらの習慣を続けていったことで、もともとの太りやすい身体から大きくスタイルが改善されたと思います」
美しいスタイルを保つために、普段から気を付けていることがあるという。
「『常に誰かに見られている』という意識を持つことですかね。普段から猫背だったら、美しい姿勢やスタイルは手に入らないと思うんです。一人でもくもくと運動するだけでも、なかなか続かないと思います。常に見られている意識をもち、日常を過ごすことが美しいスタイルを作る上で重要な考え方だと思います」
誰もいないところで、「見られている意識」を持ち続けられるだろうか。美しい姿勢やスタイルは、地道な努力の積み重ねによって作り上げられたのだろう。
取材・撮影:FITNESS LOVE編集部 写真提供:中川栄
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