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タイトドレスで美しい砂時計ボディを披露し日本大会優勝!華やかなステージングで観客を魅了

黒米結香さん12月10日(日)、埼玉・三郷市文化会館で今シーズンの決勝大会『Super Body Contest(SBC)2023 FINAL』が開催され、TIGHT部門のCHARMクラス(18~39歳)では黒米結香(くろごめ・ゆか/34)さんが優勝。合わせて部門のオーバーオール優勝にあたる「Champion of the show」も獲得した。

【写真】砂時計ボディの女王・黒米結香さんの華やかなステージング

TIGHT部門とはミニのタイトドレスで競うSBCの新部門。ウエストのくびれからヒップにかけての“くびれライン”と脚線美が重視され、優勝者は「砂時計ボディの女王」との称号も手にすることになる。黒米さんは、このTIGHT部門にひと際思い入れを抱いていた一人だ。

「ファイナルには2021年にSBC部門で出場していますが、そのときは入賞には届きませんでした。その後1年間、コンテスト出場はお休みしていましたが、昨年にTIGHT部門ができたと知り、この部門の理想である砂時計ボディが自分の体型に合っているかもしれないと。また、ポージングも他の部門に比べてちょっと踊るような感じだったので、私向きかなと思いました」

少女時代はジャズダンス、高校時代はチアダンス、卒業後も専門学校でダンスを学ぶなど、つねに「踊ること」が身近にあった。「ダンスとステージでのポージングでは、音楽と動きの合わせ方や規定ポーズでしっかり止まって身体を魅せることなど、違いがたくさんあり、ダンスにはない難しさがあります」としながらも、そのキャリアは健在。今回のファイナルでも「パーティに行く煌びやかな女性」というTIGHT部門のイメージを見事に表現する華やかなステージングで観客を魅了した。

「30歳の節目で、何か新しいことをやってみたい」との理由で始めたトレーニングが、自分をこんなに変えてくれるとは思いもしなかったと、黒米さんはこの4年を振り返る。

「以前もスポーツジムに通ったことはありますが、一人だと何をやっていいか分からず、続きませんでした。それが、友人がたまたまパーソナルトレーナーをしていて、たまたま指導をお願いしたことからどんどん自分自身が変わっていって。身体に自信が持てたことも大きいし、以前のようにネガティブになって落ち込むこともなくなりました。なので、トレーニングをやってみたいけど躊躇している人には、怖がらずにまずは一歩踏み出してみませんかとお伝えしています」

事務職を退職し、2023年からズンバのインストラクターとして活動を始めた。トレーニングとの出会いで得た心身の変化は、思いがけない人生の変化へとつながっていく。

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取材:藤村幸代  撮影:上村倫代

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手