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「お尻のサイズアップに成功!」誰もが納得の筋肉美でサマスタ史上初の6連覇を達成した絶対女王

射手矢味香さん12月10日(日)、TFTホール1000にて『SUMMER STYLE AWARD (以下、サマスタ)JAPAN PRO GRAND PRIX』が開催され、射手矢味香(いてや・みか/28)さんがビキニ(ベティ)部門tallクラスでグランプリに輝き、同部門で史上初の6連覇達成という前人未到の偉業を成し遂げた。さらに射手矢さんは、同部門の優勝者で競われるオーバーオールでもグランプリを獲得。観客を魅了するステージングで見事2冠を手にした。

【写真】射手矢味香さんの優雅でセクシーな肉体美

女性らしく優雅でセクシーでありながら、肉体の発達も追求するこの部門。全体的に脂肪を落としながらも、腹筋には縦にラインが入るほどの筋量が求められる。出場者全員がPROカード保有者というハイレベルな戦いの末、見事6連覇を達成した射手矢さんが進化し続ける要因はどこにあるのか。

多くの選手が彼女を目標にトレーニングに励み、食らいついてくる中、追われるプレッシャーとの戦いもあったという。それでも前を向き、進化を続ける射手矢さんの今シーズンのテーマを伺った。

「今シーズンはさらなる進化と期待を裏切らない絞りをテーマにトレーニングを積んできました。昨シーズンは絞りにフォーカスしすぎるがあまり、バルク不足が課題だったんです。そこで今年は目に見えた変化、そして驚きと変化を与えるために筋量を増やし、サイズアップを図りました。危機感や焦り、プレッシャーもありましたが、最終的には過去一の仕上がりで満足のいく結果となりました」

そんな彼女は今シーズン、減量期のトレーニングメニューを一新。筋量を増やすための身体作りの時間と減量の時間のバランスを見直したという。

「今までの減量は3カ月程度の短期集中でやっていました。それを今回は約半年という時間をかけて取り組む形に変更したんです。減量期間が長くなる分、有酸素運動に費やす時間は3分の1程度まで減らし、その分筋トレの量を多くするといったイメージですね。脂肪は乗せすぎず、かつ有酸素に時間を取られすぎず、筋トレをメインとしたトレーニングメニューは私の身体にハマりました。生活スタイルにも合ったのでとても良かったです」

絶対女王と言われる今なお、さらなる進化を遂げるための研究や試行錯誤を繰り返す射手矢さん。その成長意欲は止まることを知らない。

「今シーズン、身体作りでの強化ポイントは下半身でした。ずっと課題だったお尻のサイズアップには特に力を入れましたね。おかげさまで少しずつ成長しているように感じますが、これからも引き続き頑張りたいです。私の強みは肩の大きさやVシェイブをはじめとするアウトラインです。これらの筋量をアピールしつつも、女性らしさを感じさせる表現力は磨き続けます。トレーニングと同じく、ポージング練習も365日の鍛錬は必須です!」

最後にサマスタ認定講師も務めている射手矢さん。フィットネスに取り組む全ての人に大切にしてほしいという想いを伺った。

「皆さんが私に抱くイメージは、大会で勝負している姿が強いと思いますが、私自身フィットネスは大会のためにやっているわけではありません。心も身体も健康的な人生を多くの人に送ってもらいたいという気持ちを伝えたくて取り組んでいます。なので私もコンテストは、健康的なライフスタイルを送るための一つのイベントとして望んでいるんです。コンテスト出場を目指す人は大会での結果が全てだと決して思わないでください。もちろん、私をきっかけに大会出場を目指したいと思ってくれることはとても嬉しいです。でも、健康で元気に取り組むことの大切さは忘れないでください。一緒に楽しくフィットネスと向き合いましょう!」

来シーズンは新たな変化をみせつつ、7連覇を目指すという射手矢さん。彼女の伝説はまだ始まりに過ぎないのかもしれない。

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取材:池田光咲 撮影:舟橋賢

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