コンテスト

弱点だった肩を強化し、逆三角形ボディを作り上げハイレベルな全国大会でビキニフィットネス2位獲得!

菊池夏帆選手昨年8月5日に開催されたマッスルゲート東北大会でビキニフィットネス一般の部優勝、その後12月10日に開催されたゴールドジムJAPAN CUPで35歳未満158㎝以下級で2位の成績を残した菊池夏帆(きくち・かほ/30)選手。昨年がコンテスト出場1年目ながら、出場資格が限られたハイレベルな大会で好成績を残した菊池選手に、弱点だった肩のトレーニング法や減量中の心構えについて聞いた。

【写真】菊池夏帆選手の逆三角形ビキニボディ

「昨年から競技を始めたので、このような結果が頂けてビックリしていますし、一年目にしては頑張ったのではないかと思います。ただ、負けず嫌いなので結果を聞いたときは悔しくて泣いてしまいました(笑)」

4カ月間で最も強化した「肩」

JAPAN CUPの4カ月前の8月に開催されたマッスルゲート東北のビキニフィットネス一般の部で優勝した菊池選手。自身に足りない「肩」を強化することに。

「東北大会の公式写真をあとから見返すと、肩の筋肉量が足りていないことに気づきました。そこからJAPAN CUPに向けた4カ月間は肩を強化し、トレーニング強度を上げて取り組みました」

肩の強化にあたり、とくに効果を感じられた2種目とは。

「特に効果があった種目はケーブルアップライトロウとショルダープレスです。まずケーブルアップライトロウではベンチに仰向けになり、ケーブルを引きます。以前は立ってフリーウエイトでアップライトロウを行っていたのですが、僧帽筋にもかなり入ってしまっていたんです。『僧帽筋が動きやすい姿勢だから入ってしまうんだ』と思い、ベンチで寝て行うことで僧帽筋の関与を大きく減らすことができました」

「アップライトロウでは強い収縮があまりかけづらかったので、重量を重くしたショルダープレスで強い収縮をかけるようにしました。この2つの種目のおかげで、4カ月間でかなり肩の形が変わり、前から見たときに逆三角形でメリハリのある身体に近づいたと思います」

ストレスを溜めすぎないことが減量の肝

「いつも仕事後にトレーニングに行っているのですが、『今日は気分が乗らないな』という日はもちろんあります。そのときは思い切って休むようにしています。もしくは有酸素レッスンだけ受けるなどして、あまり無理してトレーニングを行わないようにしています」

過度な管理がストレスになることに気付き、減量が捗るようになった。

「8月の東北大会へ向けた調整中は食事をガチガチに管理して行っていたのですが、逆にストレスになって減量が進みませんでした。その後、逆にちょこちょこお酒を飲みつつ、全体のカロリーやPFCバランスは調整して減量を進めたときの方が減量が捗りました。バランスを保てるならば、お酒は減量の敵ではないと思います」

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手