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"減量おはぎがバズった"フィットネス大好き女子!「お酒よりも運動でストレス発散できるようになりました」

田所伶海さん2018年度版の内閣府調査で、「自分に満足」と答えた人の比率は欧米諸国では80%台であったことに対して日本では40%。つまり日本人は自己肯定感が低いと言われているが、サマー・スタイル・アワード(以下、サマスタ)で活躍する田所伶海さん(たどころ・れいみ/29)さんは7年間の海外生活でその違いを強く実感。筋トレは自分を好きになる手段だということをコロナ禍で始めたフィットネスから学んだという。

【写真】田所伶海さんの自慢のバックライン

オーストラリアの人は「太っていても」洋服で隠さない

田所伶海さん

22歳のときにワーキングホリデーでオーストラリアに住み始めた田所さんは、現地に住んですぐに日本人との違いを肌で感じたという。

「オーストラリアの人たちは自己肯定感が高くて、自分を愛しているというのが伝わってきました。どんなに太っていてもビキニだって着ているし、洋服も体型を隠すことなく自分の好きなものを着ていました。日本人だったら体型を隠す洋服を選ぶんだろうなと当時思っていました」

コロナ禍で外出できない日々をオーストラリアで送るなかで、ランニングで屋外に出ることは割と許されていたこともあり、運動習慣をつけていった田所さん。

「最初は全然走れなかったんですけど、続けていくうちに走れるようになっていきました。すると運動後の幸せな気分や、走り終えたことへの達成感から、熱中していきました。それに伴って見た目もシュッとしていき、キレイになっていく自分にテンションが上がっていきました」

メリハリのある身体を目指すようになっていった田所さんは自宅でYouTube動画を参考にトレーニングをスタートし、何か目標が欲しいとコンテスト出場を決めた。

「オーストラリアで大会に出場することも考えたのですが、まずは日本の大会に出場しようとサマスタへの出場を決めました」

昨年春に帰国してサマスタで上位入賞を果たしながら、トレーナーとしての活動を始めた田所さん。

「帰国して、日本人は自己肯定感が低いことを痛感しました。今はSNS時代で個人が活躍しやすい反面、他人のいい部分が見えすぎて自分のことを低く感じる機会も増えていると思います。私自身はフィットネスで自己肯定感を上げることができたので、少しでもそれを伝えることができればいいと思っています。日本人は心優しくて豊かなのを忘れないで自分自身を愛してほしいです」

フィットネス大好き人間の田所さんだが、かつてはお酒でストレス解消が常だったと振り返る。

「何か嫌なことがあったらお酒を飲むという生活をしていました。その瞬間は忘れられるんですけど、今は運動というストレス解消法を見つけたので、ほとんど飲まなくなったし、健康的にも精神的にもいい方向にいっていると思います」

減量食のインスタアカウントがバズっている

減量おはぎ

田所さんの減量の特徴が「食べて痩せる」で、その大切さを発信すべくインスタグラムの食事アカウント「@reimicookingworld(レイミクッキングワールド)」を立ち上げた。

「減量中でも食事を楽しむことを忘れないをモットーにしています。減量と言えば鶏むね肉とブロッコリーが一般的ですが、私は美味しい物を食べながらダイエットすることで継続ができると思っています」

ヘルシーサンドイッチやノンオイル減量チャーハンなどバリエーション豊富な減量食のレシピを載せる中、特に田所さんが好評だったという投稿が“減量おはぎ”。

「さつまいもとあんこで作る減量おはぎが一番バズりました。1個たったの97kcal。ラカントで味付けた小豆を炊飯器で炊いて、あんこを作り、ご飯をさつまいもに置き換えて作ったおはぎです。お芋の甘味がとても美味しくておすすめです」

ボディメイク情報を発信しトレーナーとして活動する一方で、事業を立ち上げるために奔走している田所さん。2024年はサマスタに挑戦しながらも、仕事面でも頑張っていきたいと語ってくれた。

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取材・撮影:FITNESS LOVE編集部

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