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S字ラインが美しい41歳・看護師。「ぺっちゃんこなお尻」を「丸みのあるお尻」に強化

看護師をしながらもトレーニングと仕事を両立できる方法を考え、身体を進化させた長島由実(ながしま・ゆみ/41)選手。看護師とトレーニングを両立する方法や昨年の約10カ月におよぶ減量で得たことについて伺った。

【写真】長島由実選手の美しいS字ライン

かつてはデニムの似合わない、ぺっちゃんこなお尻だった

仕事が終わってビールばかり飲んでいた生活から、「趣味を持ち環境を変えたい」と思い、2019年からトレーニングを開始。2021年からパーソナルをつけて本格的にトレーニングを始めた長島選手は大会への出場をトレーナーに勧められ、2022年に栃木オープン・ビキニフィットネスに初出場し4位。

悔しさとともに、課題を発見した長島選手は筋肉を増やすバルクアップに努め、2023年群馬県ビキニフィットネス・オープン大会35歳以上級とオーバーオールで見事優勝。9月に開催された身長、年齢別の日本一を決める大会オールジャパンマスターズフィットネスチャンピオンシップス・ビキニフィットネス40歳以上160cm超級で初出場ながら見事入賞5位を獲得した。

現在は週5日、お尻・ハムストリング、背中、四頭筋・内転筋、肩サイド・リア、肩フロント・胸のサイクルで1回1時間半〜2時間のトレーニングをしている。

長島選手の目標の身体は「丸みのあるお尻と四頭筋のカットが深くでること」。トレーニングを始める前は、「お尻が小さい」と褒められたが、「今思えばデニムも似合わないし、ぺっちゃんこなお尻でした」と語る長島選手。ビキニフィットネスに出会い、『丸みがあるお尻になりたい』と思い強化。脚を前と後ろの週2日に分けてしっかり効かせるようにしている。

背中は周りからよく褒められる部位だが、自身の課題があるという。

「背中トレは好きなのでどんだけでも追い込めます。でも、大円筋が弱く広がりもないのでそこが課題です」

日勤と夜勤に応じて部位を選択

看護師の長島選手は勤務に応じてトレーニングの強度や部位を変え、トレーニングに集中し、力を発揮できるように工夫をしている。

「日勤と週1回の夜勤の2交代制なので、日勤のときは軽めの肩トレをし、休日や夜勤明けの日は脚トレなどを行うようにしています。夜勤明けは帰って仮眠し、夜ジムへ行きます。仕事が忙しく疲れているときにトレーニングをしても気分も上がらないし、質も上がらないのでそのときは無理せず休息を取ることにしました」

2023年は2月15日から12月まで減量。その間6つの大会に出場し、挑戦の1年だった長島選手。

「ステージに慣れること。楽しむこと。徐々に緊張もほぐれ、笑顔も何とかつくれるようになりました。でも10カ月の減量はキツかったです」

きつく長い減量をしていくなかでも発見があったという。

「食事に関してはまだ模索中ですが、一つ言えるのは減量中の脂質の量を削りすぎないことです。昨年は脂質10g以下、生理も3カ月止まり、肌はボロボロ。後半くらいからは少し取るようにしました。今年は脂質の量を少し増やしながら減量に取り組みたいです」

昨年の反省を活かし、「肩を大きくする。去年よりも順位を上げる。過去の自分を超える」ことを目標にトレーニングに励む。

「3月から減量に入るので、3カ月もバルクアップの時間がなく、今の内に質の良いトレーニング、しっかり効かせられるように、一日一日を大切にトレーニングに励みたいと思います」

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介 

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