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お寿司100貫食べる24歳が丸く持ち上がったヒップを披露し2冠! 過食の衝動を抑える秘訣とは? 

津田静礼奈選手「約3週間過食してしまい、多いときで一日10000kcal摂るときもありました(笑)」。大会後やダイエット終了後に食欲の歯止めが効かなくなり、過食してしまう人も多いのではないだろうか。昨年6月のJBBF京都府オープン大会(MIYAKO FITNESS)にてビキニ、フィットモデルで2冠に輝いた津田静礼奈(つだ・せれな/24)選手も、大会後に過食が止まらなかった一人。食べることが大好きで、普段から大食いだという津田選手が考える「過食の衝動を抑える」ための秘訣とは?

【大会写真】津田静礼奈選手の丸く上がったヒップと張り出した肩

お寿司約100貫!?歯止めが効かなかった過食期

津田静礼奈選手

昨年6月のステージでは細部まで絞り込まれた身体を披露した津田選手だが、普段はかなりの大食い。高校の女子ラグビー部時代は両手にパンを持って歩いていたほど食べることが好きだったという。

「お寿司は減量後に52皿食べたこともあります。普段からお腹いっぱいと感じることがあまりなく、白米を2合食べても『ちょうどいいかな』ぐらいで(笑)」

減量中は大食いを自制している津田選手だが、昨年7月の大会終わりに3週間ほど過食が止まらなくなってしまった。

「大会が終わり、帰省や友達と遊んだりと、食べる機会が増えて歯止めが効かなくなってしまいました。そのときは多くて一日10000kcal食べる日もありました」

過食が止まらない状態であれば、体重がかなり増加してしまうはず。だが、津田選手はそんな中でもしっかりと運動を継続していたことが幸いした。

「有酸素運動を一日2回、ウエイトトレーニングも2時間ほど行っていたので、3週間それだけ食べても+5㎏ほどしか増えませんでした。オールジャパンに出場するかどうか迷っていたので、トレーニングや有酸素は強度を変えず続けていたんです」

その後、9月のオールジャパン出場を決めた津田選手。きっかけは何だったのだろうか。

「母がいつもコンテストに応援に来てくれて、京都オープンで優勝したときにすごく喜んでくれたんです。いつも協力してくれる母にオールジャパンに出ている姿を見せたくて、大会まで残り約1カ月のときに過食期間から抜け出し、しっかりと減量を始めました」

 

水を飲む&マッサージで浮腫みにくい身体に

「オールジャパン出場を決めてからの約1カ月は、しっかり食事を取りながらたくさん動いて減量を進めていきました。食事内容は鶏胸肉、卵、玄米、味噌汁を中心に、1400~1500kcalほど摂っていました」

短期間で、かつ量を抑えつつもバランスの良い食事を取りながら減量した津田選手の工夫とは?

「短い期間で減量するには、有酸素運動はマストだと思います。また、水をたくさん飲みつつ、マッサージで浮腫みにくい身体を作っていくことを重視しました。私の場合は一日に水を3、4リットル摂取して老廃物を流しつつ、毎日マッサージして疲労を取り、身体が水分を溜み過ぎないように意識しました」

水分摂取は減量においても重要だという。

「身体の老廃物を流すために、一日2リットルは水を飲んだ方がいいと思いますよ。水分をあまり摂っていない人は代謝が低い傾向があるようにも感じますし。私は朝起きてから白湯、ブラックコーヒー、味噌汁を飲んで身体を温めてから活動するようにしています」

 

過食症にはお風呂がオススメ!?

津田静礼奈選手

普段から食べることが好きで大食いの津田選手は、減量中でも過食してしまいそうになるときがあるそう。危険な衝動を抑えるために津田選手が実践していることを教えてもらった。

「ガムをよく嚙みます。あとは炭酸水を飲んだり、一日4、5食に小分けにして食べるように工夫しています。だいたい過食してしまう人は深夜に一人の状況が多いと思うのですが、実家に帰るなり友達に会うなりして人と会う機会を増やすといいのではと思います」

「あとは、お風呂やサウナに入るのもオススメです。過食してしまうときはどうしても『食べたい!食べたい!』と食べることに集中してしまっているので、その気分を変えるということと、お風呂やサウナで汗をかいてスッキリすることで食欲も落ち着いてくるんです。過食で悩んでいる人はこれらの方法を試してみるのもいいと思います!」

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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:津田静礼奈

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