長時間のデスクワークが祟って猫背や巻き肩になり、暗い印象になってしまっている人も少なくないはず。昨年、174㎝の抜群のスタイルと引き締められた身体でベストボディ・ジャパンが主催するモデルジャパン日本大会3位入賞を果たした松岡咲希(まつおか・さき/28)さんは、ベストボディ・ジャパン公認講師として「正しい姿勢」を受講者に指導している。猫背や巻き肩の受講者が多いそうだが、そんな人たちが意識するといい「あるイメージ」とは?
ゆかりの地で2年連続Wグランプリ
「日本大会では一昨年はモデル部門でトップ10入り、昨年は3位入賞を頂きました。日本大会の私を見て『来年私も出場してみたい!』とおっしゃってくれる方々もいて、目標にしていた『憧れられる選手』という像に少しでも近づくことができて、ハッピーな気持ちでいっぱいです!応援して下さった皆さま、ありがとうございました」
さらに松岡さんは、自身のゆかりの地でも活躍。
「2022年に宮崎大会でベストボディ部門とモデル部門のWグランプリを獲得させていただき、2023年に宮崎大会で同じようにWグランプリを獲得できました。宮崎は母の祖母が住んでいた場所で、ゆかりのある場所だったので嬉しかったです」
「天井から吊るされているイメージ」で姿勢改善
昨年の日本大会3位と、日本のトップで活躍する松岡さん。普段は忙しい日々を送っている。
「本業は父が経営する製造業の会社で後継者として働き、仕事終わりの夜や土日に公認講師として活動しています。かなり忙しくてずっと何かしら活動している感じです(笑)」
ベストボディ・ジャパンの公認講師として、生徒さんたちに「きれいに歩くコツ」を指導。
「日本人の大多数は猫背、巻き肩になってしまっているように感じるのですが、そのまま歩いちゃうとどうしても暗い印象を与えちゃいますよね……。しっかり胸を張って明るい印象で歩くためにはどうすればいいのかお伝えさせていただいております」
猫背にならないよう意識しても、長時間のデスクワークなどでなかなか改善がされない方も多いはず。やっかいな猫背を改善するためには意識がとても大切。
「猫背、巻き肩の癖を改善するための方法として、『天井から吊るされているイメージ』をするといいと思います。頭のてっぺんに糸がついていて、吊るされている感じ。あわせて肩の力を抜き腹筋とお尻に力を入れます」
「しかし、1人でひたすら意識するだけでは限界があります。私たち公認講師をぜひ頼ってください!正しい姿勢でいられているか、サポートする簡単なトレーニングなどをお伝えいたします」
松岡さんも猫背、巻き肩のような癖を改善するために日々コツコツと努力を重ねている。
「私自身も猫背、巻き肩気味なので、常に意識はするようにしていて、さらに整体に通ったり、自分でストレッチを行ったりして、だんだん改善されてきています。これまでの2年間でかなり改善されてきているので、ちょっとした意識やストレッチなどの行動を継続していけば、必ず改善されると思います!」
取材・撮影:FITNESS LOVE編集部 写真提供:松岡咲希
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