コンテスト mens

数々のトップ選手を育てる筋肥大職人・本野卓士が語る海外の選手と並んで感じたこと

本野卓士選手2月10日(土)神奈川県川崎市のカルッツかわさきにて「マッスルコンテスト東京」、2月11日(日)「マッスルコンテストJAPAN」が開催され、本野式筋膜連鎖トレーニングXYⅡZで数々のトップ選手たちを育てている筋肥大職人、本野卓士(もとの・たくし/56)選手が出場した。

【大会写真】本野卓士選手の分厚い背中と巧みなポージング

マッスルコンテストには昨年に続き2度目の出場となった本野選手。今大会には、外国人選手も多く出場しており、そのような選手と一緒に並んだり同じ空間で間近に選手を見たりすることで、発見があり成長につながるということが目的で出場を続けているという。そんな本野選手に大会を終えて話を伺った。

「絞りではなく、身体の大きさがないと勝てない世界だと感じました。今大会を終えて、さらに大きさを追求しようと思いました」

本野選手はトレーニング前に行うストレッチなどの準備も大切にしており、そこに長い時間を割くため、トレーニング自体の時間は30分~45分ほど。その限られた時間の中、トレーニングで重さを追求し、筋肥大するための計画を立てていきたいという。

「スクワットやレッグプレスで重量を扱うなど、とにかく若い人たちは脚とお尻が大きいし、外国人も背中、胸も大きいので、その辺りを追求していきたいと思います」

また、筋肥大のために食事面も変化していきたいと語る。

「食事のカロリーを少し上げてみようかなと。今、年間を通して一日800kcalくらいで凄く低い状態なので、緩急をつけて上げていきたいと思っています」

天城越え(森進一さんバージョン)でフリーポーズをし、観客を沸かせた本野選手。「“一つ山を超える”という歌詞の意味にもあるように、2位や3位でとどまっているのではなく、殻をやぶりたいという気持ちがありました」と曲に込めた思いも教えてくれた。

本野選手の今後の目標は?

「また来年もここに戻ってこようと思っています。審査員も外国人なので、それまでには少しでも評価してもらえるように追求します」

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取材:FITNESS LOVE編集部  撮影:中島康介 

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