昨年のサマー・スタイル・アワード（以下、サマスタ）の決勝大会でデビュー1年目の新人がビキニモデルで日本一に輝き話題を呼んだ。驚くべきは成績だけでなく、中川理那（なかがわ・りな）さんは24歳という若さで苺農園などの経営者でもあるということ。日本一に輝いた経験から伝える"食と健康"の大切さとは？
【写真】24歳・中川理那さん“可愛いだけじゃない”パワフルなビキニ姿
24歳・経営者の原動力
昨年のサマスタ開幕戦で5冠を達成し、その勢いのまま決勝大会でビキニモデルショートクラス日本一に輝いた中川理那さん。経営者という顔を持つ24歳の原動力はどこにあるのか。
「何かを挑戦するときに初めてだからこれぐらいでいいといった妥協をすることが嫌です。やるからには一番を取りたい、そういった気持ちでサマスタに挑戦しました」
祖父母が営んでいた苺農園を継いで、2024年にブランド化。
「四代目苺娘組 総本家 "可愛いだけじゃないんだから"というブランドとオンラインショップを立ち上げました。サマスタで日本一になる過程で改めて"食と健康"の関わりや大切さを知りました。食を支える根本は農家であるけれど果物消費量は年々減り、後継者不足……。そんな農業や果物の世界、伝統ある苺農家をもっと盛り上げていきたいという思いで新事業として立ち上げました」
減量時に不足しがちなビタミンや糖質を豊富に含んでいる苺。可愛いだけではないということを伝えていきたいという。
「一年を通して愛され、見た目も可愛い苺。でも本当は可愛いだけじゃないんだからという思いを伝えていきたいです。トレーニング前後のカロリー補給としても苺はお勧めです」
チートデイの重要性
苺はもちろんのこと、スイーツが大好きな中川さんから減量中に欲望と上手に付き合う方法を教えてもらった。
「メリハリが大切です。チードデイを設けるといいと思います。私の場合は1カ月半で2回ほどチートデイを作って、スイーツを食べる日にしていました」
経営者としても選手としても楽しみな24歳の次なる目標とは？
「サマスタでは2連覇を達成します。それと、何事にも可能性は無限にあると今後も証明していきたいです」
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取材・撮影：FITNESS LOVE編集部 写真提供：中川理那
