「お尻を重点的に強化してきて、気づいたら周りに『見本のようなお尻』と褒められるようになっていました」
丸く立体感のあるお尻を作り上げ、ベストボディ・ジャパンでグランプリ獲得経験も持つ麓茜(ふもと・あかね/31)さん。理想とする「桃のようなお尻」を作り上げるために、麓さんはトレーニング前のルーティーンを大事にしている。
【大会写真】「見本のお尻」麓茜さんの透き通るようなビキニ姿とヒップ
食べづわりで妊娠中に+16kg
妊娠中に食べづわりという、常に何かを食べていないと気持ち悪い症状に悩まされ、16kgほど太ってしまったという麓さん。その後ダイエット目的で自宅でのトレーニングを開始した。
「もともと156㎝の40㎏で、56kgまで太ってしまいました。そこで、『自分が食べまくって太ったこの身体をいかに痩せさせることができるか』という研究をしてみよう、と思い、自宅での自重トレーニングを始めたんです」
自宅で2、3年ほど自重トレーニングを継続していたが、次第に身体の変化もなくなっていき、筋肉痛も感じづらくなった。そこで麓さんはジムに入会し、本格的なボディメイクを開始。その後ベストボディ・ジャパンへの挑戦も開始した。
「30歳になるときに、何かにチャレンジしたかったんです。自宅でトレーニングをしていたときは、正直あまり体重に変化はありませんでしたが、大会に出ると決めて、目標に向かって減量していくときに、一番ボディラインや体重の変化がありました」
「見本のお尻」と褒められることも
ボディコンテストへ挑戦を始めて身体を変化させていく中で、麓さんが一番周りに褒められるようになったのは「お尻」。
「主に背中など、背面を強化してきたのですが、一番注力した部位がお尻です。桃のように3Dで、どこから見ても丸くなっているようなお尻作りを意識しています。それを継続していくうちに、いつの間にか周りの方々に『見本的なお尻だね』などと褒めていただくことも増えました」
麓さんがお尻を鍛える際に最も意識していることはヒップアップして“高さ”を出すこと。そのために日々行っているトレーニング法と、立体的で3Dのお尻を作り上げるために麓さんが日々大事にしているトレーニング前のルーティーンを教えてもらった。
「特に中殿筋を鍛えることで、高く上がったお尻に見えると思います。そのために、ケーブルを使った片足ずつ行うアブダクションが個人的には最も効いてきますね。また、いつもトレーニング前に鏡の前で回ってお尻を確認し、『下側がたるんでいるな……』と思ったらその日は下側を重点的に鍛えるなど、理想とのギャップを埋めていく形で毎回確認し、鍛える箇所を決めるようにしています!」
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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:麓 茜
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