コンテスト

運動歴ゼロ&肥満生活から一転!「運動って楽しい」ボディコンテストとパワーリフティングに挑戦【筋トレビフォーアフター】

「幼少期から肥満体型で太っていることがトレードマークの人生でした! 完全に開き直っていて、自虐キャラ(『円』と言う名前は『角がなく丸く育って欲しい』という想いから名付けてもらったのですが、『性格じゃなくて見た目が丸くなっちゃった!』が持ちネタでした)として生きており、ダイエットしようという思考すらなかったのですが、2019年に小さなきっかけがたくさん重なったことでジムを探し始め、2020年の1月からパーソナルジム通いをスタートさせました」

【写真】志賀円さん衝撃のビフォーアフター全集

志賀円(しが・まどか/40)さんの小さなきっかけの積み重ねとは、長年、健康診断の数値が悪かったこと、足の爪を座った状態で切る事が出来ず苦しい思いをしながら切っていたことや、写真を撮るときに少しでも顔が細く見えるように、口を開けて写るクセを直したかったこと、趣味のゴスペルでメンバーで揃えた衣装がパツパツでボタンが閉まらないなどのほんの些細なものだったという。

肥満による苦労を感じていたころの志賀円さん

運動歴ほぼゼロ&不摂生な生活からの脱却

「中学生のころバレーボール部に入部しましたが、練習がキツくて退部。社会人になり20代前半ごろフットサルに参加しますがチームプレー&球技が苦手なため、突っ立っているだけ。そこからの運動歴は全くありませんでした。食事も夜中にコンビニ弁当やカップラーメン。普段の食事もパートナーに怒られるくらい食べていました。事務仕事で車通勤のため、1日の歩数が1000歩未満の日が当たり前の生活でした」

「ダイエット特化のパーソナルジムに通い、BIG3とラットプルダウンをやりこみました」

ラットプルがとにかく好きだったという

「また、竹脇まりなさんの動画にはまり、自宅はもちろん、会社でもやっていました(笑)。食事は揚げ物を控え、低糖質を意識。ワンプレートにすれば食べ過ぎを防げるのではないかと思い、陶芸体験に行きワンプレート用のお皿を作って来ました!(デカく作りすぎて、モリモリ盛れる大皿になっちゃいましたが..)」

自作ワンプレートで減量食の見た目を工夫

コツは筋トレと運動を楽しむこと

「生活はガラリと変わりましたが、そこまで大変と思ったことはなかったです。以前は犬の散歩に行くことが億劫でしたが、これもトレーニング!と思えば、全然苦にならなくなりました。見た目の変化ももちろんですが、私の場合は、筋トレでどんどん高重量を持てるようになるのが楽しくて続けてこれました」

筋トレが楽しい!

「また、ウォーキングがジョギング、ジョギングがランニングと、どんどん運動のレベルも上がっていき、犬の散歩で山登りをしたら案外走れて、そこからトレイルランニングにハマりました。ダイエットばかりに執着すると疲れちゃうので、少し視野を広げて、新たな楽しみを見つけることも結果的には継続につながると思います。コロナ禍で人に会えない期間が有ったことも、次に会ったときに驚かせたいというモチベーションに繋がりましたね」

無我夢中で楽しむ日々を送り、ふと気づいたときには88.8kgだった体重は60kgへ。40%近かった体脂肪率は22.9%になっていた。

さらにレベルアップ ボディコンテストとパワーリフティングに初挑戦

「ボディメイクをしての心身の変化として一番大きいのは、日常のちょっと大変だな、嫌だなと感じていたことがトレーニングの一環であり自分の身体のためという思考になり、ポジティブに捉えられる事が増えました。まず筋トレが何より楽しいので、これからも続けます!」

「現在は4月に行われるパワーリフティングの大会に挑戦するため増量(筋肉量の増加のため67kgまで増やしました)を経て、もう1つの目標でもある、夏のボディメイクの大会も見据えて、少しずつ減量しています。どちらも初出場ですが、その両方で入賞を目指しています。これからも楽しみながら、さらにボディメイクを加速させていきます!」

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取材:にしかわ花 写真提供:志賀円

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佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手