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「球体のようなお尻」と女王からも絶賛 学校給食センターで働く2児の母が細かく鍛え込んだヒップを武器にビキニで活躍

石川まゆさん2023年のJBBF兵庫大会、愛媛大会、中四国大会のビキニフィットネス158cm以下級で優勝した、石川真由(いしかわ・まゆ/33)選手。

「初めは脚が棒みたいな、とにかく華奢な身体を目指してジムに通っていました。いつしか、ジムで目にした雑誌に掲載されていた、田上舞子さんやダンシーあずささんのようなメリハリのある身体に憧れるようになってきて。自分もボディコンテストに出られると分かり、ビキニフィットネスの選手を目指すようになりました」

【大会写真】女王・安井友梨も絶賛した石川真由さんの3Dヒップ

大会で評価される身体に向けて、試行錯誤!

初めて出場したマッスルゲート四国大会で、石川選手は優勝する。

「初ステージの感想は『とても楽しかった』!優勝した勢いでJBBFの大会に挑戦するも、現実は厳しかったです。絞るだけではダメで、筋量も足りていないと感じました。オーバーオール戦では自分よりも身長の高い方と戦うことになるので、その対策も考えなくてはなりません。大会で高評価に繋がるトレーニング方法を試行錯誤するようになりました」

 

どこから見ても球体のようなお尻を目指して!

石川選手は、特にお尻のトレーニングにこだわりがあるそうだ。

「トレーニングは週に5日、2時間ほど。安井友梨選手のブログで『お尻の丸みがダントツ!』と絶賛いただいた、強みのお尻を特に頑張っています。目標は、どの方向から見ても丸い、球体のようなお尻。トップ・下部・ハムなどに部位を分けて、キックバック・スプリットスクワット・ヒップスラスト・ルーマニアンデッドリフトをよく取り入れています」

ポージングは、行うのも観るのも大好き!という石川選手。トレーニングについても、ポージングで理解することが多いという。

「所属のストレングスジムのオーナー、星川芳廣さんのパーソナルトレーニングを受けています。星川さんは、私にはポージングで例えて教えてくれるので、すぐに理解できます。例えばローイングだと、『バックダブルバイをやってみて。そう、その動きだよ!』といった具合に。おかげさまで、トレーニングの質と身体つきが大きく変わりました」

 

学校給食センターで働きながらの減量!

平日は毎日、学校の敷地内で給食を作っている石川選手。学生さんからの「今日のおかず、美味しかったよ!」といった声が直接聞けて、嬉しい仕事なのだと笑う。

「減量期間でもお昼ご飯は、職場で作る学校給食を食べます。バランスの良い食事とはいえ、育ち盛りの学生向けなので脂質が多い。朝と夜の食事で調整して、一日のカロリーは合計1200kcalくらいです。4カ月間の減量期に入ると、トレーニング後に食べていたアイスと晩酌をやめます。チートデイは2人の我が子や、近くに住んでいる親族との誕生日や季節のイベント。そういうときは制限なく食べて、息抜きしています」

 

現役ビキニ選手兼JBBF審査員としても頑張りたい!

ジムのオーナーさんやJBBF連盟の方々など、お世話になった人々への感謝の気持ちを、成績やお手伝いで表現したいと話す石川選手。

「今年の目標は、西日本とオールジャパンでの良い成績!そして、憧れのスポルテックカップのステージに立ちたいです。お世話になっている星川オーナーに、メダルをかけたい!結果で恩返ししたい!それから、ジャッジテストを受けて、審査員にもなりたい!目標がいっぱいですが、楽しみながら頑張ります」

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取材・文:山口夏織 写真提供:石川真由

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