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ビキニ優勝の28歳ECコンサルタントが作り上げた丸く発達したヒップ 理想の脚とメロン肩を目指し日々トレーニング

「昨シーズンは地方大会で優勝。オールジャパン出場権を獲得したものの、身体の仕上がりに満足ができず、最終的には出場を辞退してしまいました。今年こそ、納得のいく形で全国の舞台に立ちたいです」

心から納得できる完璧な仕上がりを実現することは極めて難しいと言われるボディビル競技。多くの選手が理想の身体を目指し、日々試行錯誤をしている。そしてこれは昨シーズン開催された『埼玉県フィットネスオープン大会』ビキニフィットネス163cm以下級で優勝、さらにはオーバーオール優勝を飾るほどの実力派である宮腰優衣(みやこし・ゆい/28)選手も例外ではない。

【写真】ビキニ優勝の宮腰優衣選手が見せた丸く発達したヒップ

ただ身体を大きくするだけでは通用しない!『見せ方』も意識したトレーニング

「今年は脚と肩の強化を中心に取り組んでいます。まず、脚に関しては、股関節部分の筋を出したいと思っていて。全体のボリュームアップも含めて、弱点を克服するために日々トレーニングをしています」

股関節部分の筋を出すことはメリハリがある身体に見えるだけでなく、全体的に絞れている印象を与える効果がある。自らポージングレッスンに赴き、『見せ方』の意識も持ち始めた結果だという。

「正直、脚トレは苦手で…。スクワットも昨年まではあまりやっていませんでした。しかし、ボリュームをつけるためには一定のトレーニング量も必要になってくるので。今は種目数も増やしながら重量も乗せて取り組んでいます。脚トレの頻度も週1日から週2日へ、他の部位の日でも脚トレは取り入れるようにしています。レッグエクステンションなども行い、股関節を意識したメニューをこなしているんです」

頻度・重量ともに自身の苦手と向き合った結果だろう、早くもその効果を実感できているという。

「太さはかなり出てきたと思います。あとは減量した時にどう出るかではありますが、昨年以上の仕上がりになるよう、ギアを上げていきます!」

理想は丸みのあるメロン肩!回数重視の練習をシフトチェンジ

「昨シーズン出場した大会映像を見返すと、フロントポーズ時の肩の小ささがとても目立っていて…。周りの選手と比べてもその差は歴然でした」

肩が大きな弱点の1つであると気づき、トレーニングメニューを一新したという。

「昨年までの肩トレは3キロ程度の重量でサイドレイズをひたすらやるというスタイルをとっていました。回数を数えることもなく、上がらなくなるまでがむしゃらに回数をこなしていたんです。しかし、実際には全然成長できていないということを身をもって体感して。思い切って重量を乗せたトレーニングにシフトチェンジをしました」

扱う重量が増えた分、回数はこなせなくなったものの、成長は実感しているという。

「今では昨年の倍の重量で1セット15回前後と回数を決め、サイドレイズは行なっています。明らかに肩の大きさは出てきていると思うので、今年の大会までしっかりと仕上げていきたいです!」

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取材・文:池田光咲 撮影:FITNESSLOVE編集部

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