コンテスト womens

ビール1日6缶の酒豪ぽっちゃり事務員が3年でプロ選手&ビューティサロン経営者に 筋量のあるビキニ姿で魅せる

元は毎晩欠かさずビールを6本飲む生活を送り、運動歴も全くないというスタートから3年でサマー・スタイル・アワード(以下、SSA)のプロ選手にまで登った中島真由美(なかじま・まゆみ/40)さん。2023年もプロ選手の全国決勝である『SSA JAPAN PRO GRAND PRIX』Betty部門(最も筋肉量の必要とされるビキニスタイル)でファイナリストとなっている。その肉体改造法と、今期に賭ける想いを聞いた。

【写真】中島真由美さんのセクシーな美麗ステージング一覧

「今年はSSAが10周年を迎える節目ということもあり、プロ戦の上位を飾りたいという気持ちが強く、今までのトレーニング法を一から見直してスタートを切っています」

「今までは筋肉の造り込みを重視して細かく鍛える部位をわけ、2〜2時間半かけて週に5日は必ず鍛える方法をとっていましたが、頻度を週4日に下げ、代わりにBIG3をメインとしたコンパウンド種目で徹底的に重量を追って筋肥大を加速させる方向へと変えました。所要時間は1.5時間と減りましたが、筋肉痛は以前とは比べものにならず、またカロリーは2500kcalをダーティなものを含めて摂り、現在は12kgの増量を伴いながら確かに筋肉の成長を感じています」

昨年までは年に2、3回出場していた大会を冬の全国決勝の一本に絞り、可能な限り期間をとって筋肥大を狙うという。若手の選手が次々と台頭してくるなか、より上位に食い込むためにできる限りの努力をしたいと語った。

また、コンテストへの溢れる熱意のかたわら、昨年の10月より埼玉県川口市にて『total beauty factory 小顔と美尻のなかじんち』を開業した中島選手だが、この店舗には自身の経験において「ステージで勝つ身体に必要なすべて」を詰め込んだという。

中島さんの「ボディメイクの理想」を詰め込んだお店

「パーソナルトレーニング指導の他、よもぎ蒸しでの浮腫や疲労のケア、ステージ映えする小顔のためのコルギなど多数のメニューを展開していますが、特に足裏マッサージは東洋式施術の資格を取得しての本格的なものです。これは、足裏のコンディションが身体の左右差に大きく関わっており、改善したことで踏み込みの力強さが増したこと、ひいては扱える重量にまで影響があるという自身の体験をもとにしています」

中島さん自らもそこでケアを十二分にすることで、トレーニングパフォーマンスの最大化を図っていると語った。

「経営とコンテストの両立は簡単ではありませんが、もちうる経験のすべてを賭して今年はさらなる上昇を目指します。今期は出場を絞ったことで減量を4、5ヵ月に集中させられるので、それまでは引き続き筋肉の増強に力を注ぎます」

次ページ:中島真由美さんの魅せた全国決勝ステージ

取材:にしかわ花 写真提供:中島真由美

次のページへ >


-コンテスト, womens
-,