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まるで別人 産後太りを解消してグランプリ 2児の母で保育士のしなやかボディ

一木沙織さん欧米諸国の自己肯定感の高さに比べて、日本人の自己肯定感が極端に低いことが国際比較調査が行われるたびに話題となる。2児の母で保育士の一木沙織(いちぎ・さおり/38)さんもその一人。ボディコンテスト挑戦までは人前に出ることが苦手で自分に自信がなかったという。しかし、ボディメイクで変貌を遂げると、友人からは性格も含めて「まるで別人」と言われるほどになった。

【写真】一木沙織さんの透き通る白肌で魅せるしなやかボディ(全身)&産後太りの頃

引き締まったしなやかボディで昨年2023年に『ベストボディ・ジャパン高知龍馬大会』でグランプリに輝いた一木さん。デビュー年でいきなりのグランプリだったが、筋トレを始めたのは、4年前に「産後太りが気になり始めたため」だったという。

「学生時代から運動嫌いで体型も普通でした。2人目を出産して数年が経つと、いつの間にか出産前と比べて10kg以上太ってしまい、身長163cm、体重67kgほどになってしまいました。このままでは駄目だと思いジムに入会し、スタジオレッスンを中心に週2、3日ほど通っていました」

緩やかに痩せていく期間を約2年ほど続けていくと、一木さんは10kgほど痩せたことで「もういいかな」という感情に負けそうになった。しかし葛藤の末に「何か新たな目標を立ててもう一度頑張ろう」とベストボディ・ジャパンへの挑戦を決めた。

「トレーナーさんに相談して筋トレと食事管理を始めました。2人目の娘が小学校に上がり時間ができたこともあり、ジムに通う頻度も週4、5日まで増やしました。メリハリが出て女性らしいしなやかなボディラインになりました」

家事・育児・保育士の仕事と多忙な中での高頻度のジム通いに負担はなかったのか。これが意外なことに「忙しいのが好きな自分に合っていた」ということだった。仕事を終えて、家事を済ませて、ジムに行くというライフスタイルが一木さんの中で確立されているようだ。

ボディコンテストに出場するまでは、「どうせ自分には無理」という判断がつねだったという一木さんが、「私でもできるかも」という判断を積極的に選べるようになったのも大きな変化だったという。

「産後の私を知っている友人からは、当時と体重も20kg違うので見た目でも驚かれますが、何より人前に出るのが苦手だった私がベストボディ・ジャパンに出場していることで『まるで別人』だねと言われます」

「今年は日本大会で決勝のステージに立ちたいです」と新たな目標を掲げる一木さんの自信に満ちた表情を観るのが楽しみだ。

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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:一木沙織

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