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優雅でセクシーかつボリューミーな筋肉を持つ27歳 初心者時代の睡眠不足を改善したことで筋肉の“ハリ”がよくなった!?

山田りほさん「今、もしトレーニング初心者時代に戻れたら○○をしてより効果的に筋肉を成長させるのになぁ」。一度はそう考えたことがある人もいるのではないだろうか。今回は発売中のウエイトトレーニング専門雑誌『IRONMAN2024年5月号』掲載のビギナー応援企画「トップ選手が“初心者だった自分”へ贈るアドバイス」から、現在サマー・スタイル・アワード(以下サマスタ)でプロ選手として活躍する山田りほ(やまだ・りほ/27)さんを紹介する。

【大会写真】山田りほさんのボリュームのある下半身

女性らしく優雅でセクシーであることが求められる一方、全体的な筋肉の発達も同時に求められるベティ部門で、昨年末に開催されたプロ選手たちのハイレベルな戦いであるJAPAN PRO GRAND PRIXのショートクラスで優勝した山田さん。初心者時代には「睡眠時間が6時間を切る日がほとんど」だった。

「その後トレーニング開始から一年ほど経過した際、睡眠時間を7時間半~8時間に増やしたんです。するとトレーニングの質や量、筋肉のハリなど目に見える変化が多く、たくさん寝ることは大事だとそこで学びました」

睡眠の大切さを初心者時代に知った山田さん。当時に戻れるとしたら、「体幹トレーニングもやっておけばよかった」と反省を語った。

「通常のトレーニングで外側の筋肉ばかり鍛えてしまって、怪我をしやすい身体のバランスになってしまい、実際に大きな怪我ではないですが、スクワットの際に左ハムストリングから殿部を痛めてしまったことがありました。プランクやバランスボールを使った補助運動も取り入れつつ、ウエイトトレーニングを同時進行することで、より強靭な身体へと鍛えることができるのだと学びました」

また、初心者時代の自分には「色んな人や本を見て、固定観念に囚われずに挑戦して欲しい」とアドバイスしたいと語った山田さん。最後に、初心者時代から続けてきて、今でも山田さんの血肉となっていることを教えてもらった。

「とにかく分からないこと、動きはそのままにせず、プロのトレーナーさんや解剖学や論文などを自分でみて取り入れてることですね。私は特に、身体もトレーニングも全く知識がないところからスタートしたので、今でも“教わること”を大切に、教わったことを自分のものにできるよう、そこから自分の考えや工夫なども踏まえたトレーニングに日々励んでいます!」

初心者時代の自分には戻ることはできないし、アドバイスもできない。だが、このトップ選手たちの貴重なアドバイスは、現在トレーニングやボディコンテストに挑戦し始めたビギナーたちにとってのなによりの“教科書”となるだろう。

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取材:FITNESS LOVE編集部 写真提供:山田りほ 大会写真:舟橋賢

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