4月7日に行われたベストボディ・ジャパン主催のモデルジャパン2024東海大会ミス・モデルジャパン部門レディースクラス(30~39歳)でグランプリを勝ち獲った、高級車ディーラーの受付として勤務する舘なつみ(たち・なつみ/30)さん。スレンダーながらメリハリある美しい身体で観客と審査員を射止めた。舘さんが今回最も力を注いだという、「くびれ」の作り方に迫った。
【写真】すらりと伸びる美しい肢体。舘なつみさんのステージ写真一覧
「まずは5カ月間を筋肉量を増やすために思いっきり増量に振りました。一切食事の制限をせずトレーニングを頻度を週1日から4日に増やして、肩やお尻・背中の強化にあてました。腹筋はあえてせず、発達した部位とのメリハリをつけることで砂時計を目指しました」
トレーニングとともに励んだのは「ドローイング」だという。
「毎日欠かさずドローイングを行いました。タオルで肋骨を締めながら行うことで、より高い効果を感じました。コルセットを使わなかったのは、むりやり矯正するのではなく、身体に正しい位置を教え込むためです。地道な作業でしたが、明らかに変化が見られました。大会が終わったあとに2日サボったらすぐに凹凸がぼんやりしてきたので、日々継続するのが大切だと思います」
また、前回の減量(1.5カ月の短期で3食同じものを食べ続け無理やり体重を落とす戦法をとった)の反省を活かし、今回は1カ月で2kgずつを計画的に落とした。
「カロリーを計算しつつ、毎食PFCの内容を変えました。鶏胸肉、牛肉、卵、納豆、鮭など食材にバラエティを持たせて楽しみを作るとともに、ストレス緩和のために週に1回のチートデーを設け、その日だけはお酒も解禁してなんでも食べられるようにしてみました。これは少し不安だったのですが、全く問題なく体重は落ちていきました。おそらく筋肉が増えたことによる基礎代謝の増加が功を奏したのかなと思います。あとは朝一番にストレッチをして、サウナに週2、3日通ってという生活も痩せやすさに繋がったと感じています」
今回、切符を手にした日本大会に向け、さらに砂時計型を強化して臨みたいと意気込んだ。
「前年度はじめて大会に出場したときとはあらゆる方法が変わりましたね。大会を経験すると本当に色んな改善点が見つかってボディメイクが加速するということを実感しました。結果の喜びを噛み締めつつ、日本一を目指してさらに努力していきます!」
取材:にしかわ花 撮影:上村倫代
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