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「シングルマザーで可哀想」という目で見られることが多いので「子どもたちに楽しく挑戦する姿を見せたい」とボディコンテスト出場

石川実穂さん「初めての大会出場で緊張の連続でしたが、サッシュ(勲章帯)を2つ持ち帰ってきたときの『ママすごい!可愛い!』という言葉で挑戦してよかったと思いました」

【写真】ヘルシーな艶ボディ。石川実穂さんのステージフォト全集

ベストボディジャパン主催のマッスルモデル&フィットネスモデル2024東海大会において、フィットネスモデル部門ガールズクラス(18〜34歳)でグランプリ、同大会ミス・ベストボディ部門においても4位入賞を果たした、石川実穂(いしかわ・みほ/28)さん。石川さんはシングルマザーで4歳と5歳の年子を育てながら働くハードな生活と、コンテストを両立させた。そのスケジュール構築法とモチベーションの源泉を聞いた。

「2年前に離婚してシングルとなってから、周りにはどうしても“可哀想”という目で見られてしまうことが多いんですね。でも、私はとても今の人生を楽しんでいますし、日々に追われるだけでなく目標を持って楽しく輝いているという自分の姿を子どもたちに見せたかったんです」

「もちろん生活とコンテストの両立は簡単ではなく、毎朝6時に起きてすぐに子どもたちの支度を整えて保育園に送り、仕事であるトレーナー業にめいっぱい励みつつ合間にトレーニング、18時にお迎え、19時には食事の用意を完了させ、21時に寝かしつけてから持ち帰った事務作業を終えて24時に就寝という毎日です。食事も自分の分だけ用意するといったことは無理なので、全員が食べられる健康的な食事を多めにつくって、残った分から自分が食べるというスタイルにしています」

めまぐるしい生活の原動力となっているのは、「子どもたちにどんな環境においても目標に挑戦する事の大切さ学んでもらいたい」という気持ちだという。

「今後、子どもたちが色々な課題や困難にぶつかったとき、私自身がどんな環境のなかでも楽しく生きている姿や目標に向けて努力している背中を見せることで、自分も頑張ろうと思ってもらえればと思っています。こうしてせっかく記事にしていただける機会ができたので、理解できる年齢になったときに読んでもらって、挑戦の激励の一つのきっかけになったらいいなと願っています」

次ページ:石川実穂さんのステージフォト全集

取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

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