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「絶壁」のお尻を3Dに!身長176㎝の脚線美を持つママが東日本大会で2冠獲得

粕谷瞳さん3月31日(日)、 大宮ソニックシティにて『SUMMER STYLE AWARD 新人類&ROOKIE CHALLENGE CUP 東日本予選』が開催され、粕谷瞳(かすや・ひとみ/35)さんがビューティーフィットネスモデル部門でグランプリの称号を手にした。さらに粕谷さんは同日開催されたROOKIEビューティーフィットネスモデル部門でもグランプリを獲得。二冠達成を果たし、躍進の大会となった。

【大会写真】"176.5cm!"粕谷瞳さんの腰高ヒップ&美脚スタイル

「高身長ということもあり、昔からスタイルがいいと周りから言ってもらえることが多かったのですが、あるとき激痩せをしてしまって。あまりにもペラペラな自分を変えたく、トレーニングを始めました。トレーナーさんからはたくさん褒めていただきながら楽しく筋トレをしていたのですが、ここまではただの筋トレ好きな"人"に過ぎないと思ったんです。自分の強みを活かして"何者"かになりたいという気持ちからコンテスト出場を決心しました」

舞台上では176.5cmという身長を活かした美しい体型のフォルムで観客を魅了した粕谷さん。グランプリを獲得し、今やただの"人"ではなくなった。

「筋トレを始めるまでは本当に筋肉がなく、ペラペラガリガリの身体だったのでまずは"頑張って食べる"ところから始まりました。朝ごはんを食べる習慣さえなかったので、当たり前の生活を送るのがミッションでしたね(笑)」

しっかり食べてたくさん身体を動かす生活を意識したという粕谷さん。トレーニングは全身をくまなく鍛え、バランスの良い身体と筋量をつけてきた。

「トレーニングは週5回の頻度で組み立てていました。お尻は"絶壁"と言えるほどボリュームがなかったので、丸みをつけるトレーニングを行いましたね。また、肩と背中の幅の広さはずっとコンプレックスだったのですが、ここを強みに変えたいと思い、マッスルコントロールやポージング練習にも積極的に取り組みました。一人で鏡を確認しながら、何度も試行錯誤したんですよ」

会社員をしながら思春期になる息子2人を育てる母としての顔を保つ粕谷さん。全ての両立は難しかったものの「楽しかった」と笑顔で振り返る。

「自分の身体が変わるのは大きなモチベーションになります。トレーニング中は無心になれるので、小さな悩みにメンタルが左右されることも減った気がしますね。むしろ筋トレ後はやり切った達成感に溢れ、自分のことを好きになれました。実は息子も筋トレが趣味なので、共通の話題でのコミュニケーションが増え、親子関係がさらに良くなったのも嬉しかったです」

自分と向き合う時間が増えたことで、心の健康も保たれたという彼女が感じる筋トレの魅力とは。

「とにかく自分を好きになれることは大きいですよね。身体が変わることへの喜びもあるのですが、それ以上に頑張る自分を認められることで自己肯定感が上がるのが良いのだと思います。これからは12月に控える決勝大会に向けてさらに身体づくりをしていかなければなりません。ルーキー日本一獲得とプロカードを頂けるよう、高みを目指してがんばります!

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取材:池田光咲 撮影:北岡一浩

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