コンテスト womens

「-20kg元デブ」の保育園園長 30歳の記念にボディコンテスト挑戦【私のコンテストデビュー戦】

西山朱梨さんずっと肥満だった人生を30歳という岐路で大きく変えた人がいる。保育園の園長先生でサマスタで活躍する西山朱梨(にしやま・あかり/33)さんだ。インスタグラムのヘッダーには「-20kg元デブ」「筋トレ嫌いトレーニー」「特技は大食い」など現在の美しい身体からは想像できない言葉が並ぶが、初めてのコンテスト出場に至ったきっかけはどこにあったのだろうか。

【写真】西山朱梨さんの昨年とデビュー戦の比較!ものすごい進化

小さいころからぽっちゃり体型だった西山さんは2018年、結婚式で綺麗にドレスを着るためにダイエットを始めた。約80kgあった体重を自己流で10kg落とした後、パーソナルトレーニングを受けてさらに10kgのダイエットに成功。しかし、結婚式が終わったあとはトレーニングのやりがいを見失いつつあったという。

そんなときインスタグラムでボディコンテストのことが目に飛び込んできた。それはちょうど30歳になる年だった。

「コンテストに出ることでトレーニングのモチベーションも維持できるし、30歳の記念に何かしたかった」という西山さんは、この時コンテストに出場することを決心した。

デビュー戦の2021年サマー・スタイル・アワード新人類に向けて準備を進めていたが、思わぬアクシデントが起こった。ずっと並走してくれていたトレーナーと大会一週間前から連絡が取れなくなり、そのまま大会を迎えることになったのだ。当日のパンプアップとサポートには急きょご主人が入った。

結果は3位。デビュー戦について「すごく緊張して足が震えながらも、楽しかった」という西山さんだが、終わったときにはその場に座り込んでしまうくらい胸がドキドキしていたそう。大会後に食べた生クリームたっぷりのフルーツサンドが猛烈に美味しく感じたと語ってくれたことから、デビュー戦に全力で挑んだことがうかがえる。

30歳という人生の節目にボディコンテスト挑戦を決めた西山さんは自身の変化を振り返る。

「食事管理の知識がつき、日頃から意識するようになりました。大食いで食べるのが大好きですが、普段は減量食と内容は変わらず健康的な食事を続けています。また、トレーニングも考えながら本気で取り組むようになったり、ポージングが上手くなりたくて身体を基礎から変えようと、筋膜リリースを毎日したり、ストレッチ教室に通い始めたりしました。おかげで、身体もポージングも少しずつ変わってきています」

最後に、ビキニベティ部門で活躍する西山さんからコンテストデビューする人へのアドバイスを聞いた。

「勝つことは嬉しいことですが、勝ち負けにとらわれず純粋に楽しんでほしいと思います。勝ちにこだわりすぎると、そういうギラギラ感は顔やオーラから出てしまうので。心から楽しいときの顔が一番かわいいです」

次ページ:西山朱梨さんの昨年とデビュー戦の比較!ものすごい進化

取材:あまのともこ 写真提供:西山朱梨

次のページへ >


-コンテスト, womens
-, ,