7月21日(月・祝)、3連休の最終日に東京都・かつしかシンフォニーヒルズにて『第60回東京ボディビル選手権大会』が開催された。この大会は東京一のボディビルダーを決める戦いであり、過去にはボディビル元世界王者の鈴木雅さんや日本3連覇王者で俳優に転向した相澤隼人さんなどが優勝に輝いた60年の伝統のある大会であり、各都道府県で行われる選手権大会の中で最もハイレベルである。
そんな今大会、多くの観客が注目したのは、2018年に全日本ジュニアボディビルで2位の榎本星矢選手。「ビートル榎本」の異名で、凄まじいバルクや300kgスクワットなど凄まじい高重量を扱うことで知られている。そんな榎本選手が約6年ぶりにステージに復帰し、惜しくも9位という結果に終わったが登場時やポーズを取る時に会場からは大きな歓声が沸き起こっていた。
ハイレベルな今大会、ボディビルを制したのは奇しくも2018年に榎本選手を抑えジュニア優勝を果たした泉風雅選手。優勝後、「日本選手権ファイナリストを目指しているので、その中間目標である東京優勝を達成できたのはよかったです」と喜びを噛み締めた。今シーズンは8月のジャパンオープン選手権、9月の日本クラス別選手権に出場予定で、日本選手権出場は身体の様子を見ながら判断するとのことだ。
女子フィジーク優勝は新沼隆代選手。昨年日本ファイナリストの富沢理恵選手を抑えて優勝に輝いた。「まさか優勝できるとは思っていなかったです。ずっと欲しかったタイトルなので勝ててうれしい」と語った。
ハイレベルな戦いが繰り広げられた東京ボディビル選手権の全結果は以下の通り。
男子ボディビル
優勝 泉 風雅
2位 四十物悠弥
3位 野上 駿
4位 山澤圭介
5位 三矢紘駆
6位 山本俊樹
7位 真栄里 光
8位 清水隆太郎
9位 榎本星矢
10位 三井一訓
11位 竹内規泰
12位 中村 仁
女子フィジーク
優勝 新沼隆代
2位 富沢理恵
3位 本部夏実
4位 石渡美弥子
5位 高橋典子
6位 宮下明菜
7位 本間亜佳音
8位 窪田尚美
9位 谷 かおり
10位 山道香織
11位 平田真奈美
12位 深作靖子
ジュニアボディビル
優勝 金子 聖
2位 岩崎裕希
3位 設楽和永
4位 髙橋 怜
5位 関 貫汰
6位 簗田悟生
7位 田原聖也
8位 佐々木康介
9位 今井直斗
10位 児玉 匠
11位 宮本俊哉
12位 小川虎徹
ボディフィットネス 158cm以下級
優勝 北野愛美
2位 須佐純子
3位 山崎美香
4位 成田愛佳
5位 具志堅貴子
6位 大平友子
ボディフィットネス 158cm超級
優勝 佐藤奈々子
2位 大滝弥生
3位 深沢万佐子
4位 森田美由紀
5位 飯島遥香
6位 勝見日出子
メンズフィジーク40歳以上級
優勝 松本弘樹
2位 鹿倉祥正
3位 鈴木仁
4位 鈴木徳年
5位 伊野隆洋
6位 西村広和
メンズフィジーク168cm以下級
優勝 稲垣正大
2位 田中宏樹
3位 金柿貴也
4位 吉田凌
5位 鈴木光一
6位 川井太誠
メンズフィジーク172cm以下級
優勝 藤田拓真
2位 大森渉
3位 大熊健太
4位 岡野玄也
5位 末原佑馬
6位 久保智揮
メンズフィジーク176cm以下級
優勝 白井重光
2位 芳賀隼人
3位 齋藤慎太郎
4位 安井駿弥
5位 杉渕竜
6位 清水大颯
メンズフィジーク176cm超級
優勝 翁捷
2位 水谷航太
3位 郷一成
4位 近藤祐貴
5位 金子亮太
6位 広瀬光一
ビキニフィットネス35歳以下級
優勝 吉永萌
2位 畠山純香
3位 林由佳
4位 森川真帆
5位 稲葉円香
6位 鵜澤文葉
ビキニフィットネス35歳超級
優勝 岩崎ひとみ
2位 早倉フジコ
3位 猪俣留美子
4位 湯本直子
5位 取香知里
6位 落合玲子
フィットモデル158cm以下級
優勝 坪井花梨
2位 鄉間恵美里
3位 柴田奈津子
4位 高浦紀子
フィットモデル163cm以下級
優勝 小山千春
2位 深川陽子
3位 イ・ピンピン
4位 葛真未
5位 笠原和江
6位 桑野美由貴
フィットモデル163cm超級
優勝 ボシュコヴィッチ・ディヤナ
2位 藤野真奈美
3位 橋本まな美