大会結果 コンテスト

日本選手権 男子ボディビル日本一決定戦は扇谷開登が悲願の初優勝 刈川啓志郎との激闘を制す=2025日本男子ボディビル選手権

10月12日(土)、東京・江戸川総合文化センターにて『第71回JBBF日本男子ボディビル選手権』が開催され、扇谷開登(おおぎたに・かいと)選手が初の日本王者に輝いた。

【写真】扇谷開登選手の迫力満点のバルク

昨年は4位に終わった扇谷選手。それから1年、圧倒的な進化を遂げて迎えた今大会では、ファーストコールに呼ばれ、堂々たるステージングを披露。日本一最有力とされた刈川啓志郎選手、嶋田慶太選手という強豪を抑え、見事に頂点を掴んだ。

その瞬間、会場は割れんばかりの歓声に包まれた。

開会にあたっては辻本俊子JBBF会長が「チケットが即完売するほど注目度の高い大会。今年も日本一を懸けたドラマが生まれる」と語ったが、その言葉どおり、最後まで目が離せない展開となった。

ファーストコールは若手2人の対決

予選を勝ち抜き、最初にファーストコールへ呼ばれたのは刈川啓志郎選手と扇谷開登選手の2名。

若き新世代2人による一騎打ちの構図に、会場のボルテージは一気に高まった。

続くセカンドコールでは昨年2位の嶋田慶太選手が加わり、TOP3の争いが形成。

刈川選手の精密な仕上がり、嶋田選手の安定感、そして扇谷選手の勢いとバルクが真正面からぶつかり合った。

ファイナルまで全員が極限まで絞り込み、若手とベテランがぶつかる激戦となった。

2位には昨年3位の刈川啓志郎選手。緻密な計画と取捨選択で進化を続け、今年も堂々たる戦いぶりを見せたが、日本一に強くこだわっていたため、悔しさを隠せない表情だった。

【第71回日本男子ボディビル選手権 結果】
優勝 扇谷 開登
2位 刈川 啓志郎
3位 嶋田 慶太
4位 寺山 諒
5位 渡部 史也
6位 喜納 穂高
7位 須山 翔太郎
8位 藤井 貫太郎
9位 杉中 一輝
10位 加藤 直之
11位 江川 裕二
12位 下田 亮良

モストマスキュラー賞 扇谷 開登
ベストアーティスティック賞 須山 翔太郎

取材・文:FITNESS LOVE編集部

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