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40歳からのボディメイク ロースイーツ講師が作り上げた肌艶アップのアンチエイジングボディ

紺谷美帆選手ボディメイクを始める年齢は人それぞれ。紺谷美帆(こんたに・みほ/45)さんは「2人の子どもが親元を巣立った40歳から、自分の身体と向き合うようになりました。私にとってのボディメイクは、“アンチエイジング”なんです」と話す。

【写真】紺谷美帆さんアンチエイジングボディ

仕事もバリバリとこなしながら、溜まったストレスをトレーニングで発散し、仕事もプライベートも充実した日々を送っていた紺谷さん。しかし、42歳のときに子宮頸がんを発症。これが紺谷さんのボディメイクを見直す大きなきっかけとなったという。

「子宮頸がんになったとき、お医者さんから『トレーニングをしないように』と言われました。今までしていたトレーニングによるボディメイクはできなくなったけれど、食事の見直しをすることにしたんです」

食事内容を振り返ってみると、忙しさゆえにコンビニで食事を済ませてしまうことも多かったことに気づき、「かなり自分を疎かにしていたんだ」とハッとしたそうだ。そんなときに出会ったのが『ロースイーツ』。ローは「生」を意味するRaw(ロー)のことで、生きた酵素を豊富に含むスイーツだ。

ガンの治療中でも食べられるという利点もあり、紺谷さん自身も自分のために作り始めた。生きた酵素で腸内環境を整える、まさに“腸活”を行い、症状も改善。回復してからも甘くて、美味しくて、ギルトフリーなロースイーツを定期的に食べることで、肌の艶もアップし、エネルギーも満ち溢れているという。さらに、自身の経験から現在はロースイーツの講師を務めている。

「女性のダイエットで、脂質は悪者になりがちです。でも適度に脂質は摂らないと生理も止まってしまいますし、不健康な状態になってしまいます。タンパク質の摂取が多いトレーニーであれば、普段からタンパク質がきちんと分解・吸収できているか考える必要もあります」

人の身体は8割が食事で作られると言われている。紺谷さん自身もロースイーツに含まれる良質な脂質や酵素を摂り入れることで、「腸が元気だと身体も元気なんです。食事によるボディメイクの相乗効果を感じた」と教えてくれた。

もちろん、現在は残り2割の運動もしっかりと行い、週に5〜6日に部位別のトレーニングをしているそうだ。トレーニングを継続させるためにも「大会に出場する」というゴールを設定し、メリハリを意識して日々を過ごしているという。最後に紺谷さんの理想を尋ねてみた。

「私のボディメイクは、アンチエイジングの意味合いが大きいです。なので、ただ大きな身体をつくりたいわけではなく、しなやかな身体を目指したい。怪我をせず適切なフォームで筋トレできるスマートなトレーニーを目指して、自分なりのボディメイクを楽しみたいですね」

JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。

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文・撮影:小笠拡子

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佐藤奈々子選手
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