学業とバイトを両立させながら競技への挑戦を続け、『JBBFオールジャパン・ジュニアフィットネスチャンピオンシップス2025』で5位入賞を果たした、前田美優(まえだ・みゆう/22)さん。挫折と試行錯誤を乗り越え、自分らしい身体を目指す前田さんに、ボディメイクについて伺った。
【写真】前田美優さんのキュッと引き上がったヒップのステージ写真&クールなウェア写真
忙しいを言い訳にせずに筋トレ時間を捻出
前田さんがトレーニングを始めたきっかけは、中学高校時代に観ていた運動系YouTube動画だったそう。
「もともと運動が好きで、スポーツ系の大学に進学しました。マシンが身近にある環境で本格的にトレーニングと向き合うようになり、大学2年の秋に思い切ってフィットネスの大会に初出場してみました。入賞できたことから『もっと上を目指したい』という思いが沸き、翌年はビキニ競技にも挑戦しています」
大学の講義やフィットネスジムのバイトと多忙な前田さんだが、トレーニングは週に5回ほど行っている。
「トレーニングは1回につき、1時間から2時間ほど行います。部位は背中・下半身・胸&肩で分け、3日行って1日休む流れです。特に下半身を強化していて、ハーフデッドリフトは130kgまで上がるようになりました!肩や骨盤の位置を整え、効かせたい部位を意識することを徹底しています。怪我を経験してから『正しいフォームと休憩の大切さ』を学びました」
前田さんは「これまで減量では多くの失敗をしてきた」と語る。
「糖質を極端に減らしたり、長時間の有酸素を詰め込んだりして、体調を崩したこともあります。頑張りすぎて生理が止まり、食事を戻せばリバウンドしていました。今振り返ると、心も身体も余裕が無かったように思います。今年はPFCバランスを整え、食事中心で無理なく落とす方法に切り替えました。『食べない』ではなく、『食べて整える』ようにしています。現在は代謝を守りながら、11kgの減量に挑戦中です」
色々試した結果「食べて筋トレする」が一番!
これからボディメイクを始める方へ、前田さんは「食べて動いて!」と笑顔。
「とにかく、食べないダイエットは最初は痩せてもすぐに頭打ちになります。私には、食べて動くのが一番でした。時間がないと思っていても、一日の流れを見直せばきっと動ける時間はあります。家では誘惑が多いので、まずは外に出るのがおすすめです。最初は週1回でも十分。正しいフォームを知り、できることが増えると楽しくなりますよ。筋トレ仲間ができると、さらに続けやすくなると思います!」
前田さんの夢は、世界大会の舞台でポージングを披露することだ。
「今年と来年で、ジュニア大会にあと2回出場できます。目標は優勝し、世界大会へ進むことです。周りと比べすぎず、『自分は自分』と言い聞かせながら、前に進みます!今後は、フィットネスの楽しさをもっと広める活動に取り組みたいです。お尻に特化した『お尻強化ジム』を作るのも、将来の夢の一つですね。自分らしい美しい身体を目指して、引き続きトレーニングを頑張ります!」
【JBBFアンチドーピング活動】JBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)はJADA(公益財団法人日本アンチ・ドーピング機構)と連携してドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体で、JBBFに選手登録をする人はアンチドーピンク講習会を受講する義務があり、指名された場合にドーピング検査を受けなければならない。また、2023年からは、より多くの選手を検査するため連盟主導で簡易ドーピング検査を実施している。
次ページ:前田美優さんのキュッと引き上がったヒップのステージ写真&クールなウェア写真
取材・文:山口夏織 撮影:中原義史 写真提供:前田美優
フィットネスからグルメ&レジャー、経済紙まで様々なジャンルで執筆&撮影を行う、歌う筋肉クリエイター。自身もボディコンテストへの参加経験があり、日々鍛えている。どちらかといえば猫派、某チョコはきのこ派。
-JBBF選手, コンテスト
-JBBF, オールジャパンジュニア











