2月16日(日)、神奈川・カルッツかわさきで開催された『マッスルゲート神奈川』に岩永真希(いわなが・まき/30)選手が出場し、初挑戦ながら堂々としたパフォーマンスを披露した。大会を振り返り、「うれしいです! 楽しかったです」と充実した表情を見せた。
【写真】岩永真希選手とパートナーの高根啓選手さんのペアポーズ
もともとトレーニングは5~6年前にスタート。1年前、現在のパートナーが大会出場を決めたのをきっかけに、「どうせやるなら一番きつい競技を」と女子フィジークへの挑戦を決意した。岩永選手のバックグラウンドは剣道。中学から始め、高校では関東大会にも出場。社会人になった今も週2回のペースで竹刀を握り、剣道5段の腕前だ。
一方で、トレーニングは週5〜6回と高頻度で行い、剣道と並行してボディメイクにも励んできた。「もともと太っていたわけではないですが、ボディメイクを通じてさらに理想の体型へと近づけました」と語る。剣道とトレーニングの共通点について、「厳しい状況でも頑張る精神力が鍛えられることですね」と、競技を超えて活かせる強さを感じている。
「初めての大会でしたが、とても楽しく、これからも挑戦を続けたいです」と語る岩永選手。「どうせやるなら一番きついカテゴリーを」と覚悟を決めたように、さらなる高みを目指し、次のステージでも進化した姿を見せてくれるだろう。
なお、同日出場していたパートナーの高根啓選手もボディビル新人の部で優勝。さらに岩永さん・高根さんはペアで出場したミックスドペアでも金メダルを獲得し、バックステージではハイタッチで喜ぶ姿も見られた。
トレーニングも一緒に実施することもあり、「お互い高め合えるのはとても良いです」とパートナーと切磋琢磨する魅力を語ってくれた。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
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取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介