マッスルゲート選手 コンテスト

25歳・極太脚でコンテスト活躍中 「スクワットはハイバーの日とローバーの日で週2回」

2月16日(日)、神奈川・カルッツかわさきで開催された『マッスルゲート川崎』に出場した嶋田壮英(しまだ・そうえい/25)選手。クラシックフィジーク新人の部とボディビル65kg以下級の2カテゴリーでの優勝を狙っていたが、結果は3位と2位。「正直、悔しさが残ります。努力が足りなかった部分もあったのかなと感じています」と、振り返った。

【写真】嶋田壮英選手の極太脚

本格的にトレーニングを始めたのは23歳。ジムに通い出してわずか2年だが、すでに横浜のBeyondジムでトレーナーとして活動している。「昨年12月に入社し、今年1月からセッションに入っています」と、新たなステージに挑戦中だ。

丸々とした印象的な脚の筋肉について尋ねると、「もともと卓球をやっていたんですが、気がつけば丸い筋肉ができていたんです」と語る。本格的にウエイトトレーニングを始める前から太さがあったが、スクワットを中心に多様な種目を取り入れ、さらに発達させてきたという。現在のスクワットの最大重量は170kg。

トレーニングは1週間にわたり脚を2分割。スクワットメインの日はハイバースクワット(4~5セット)、レッグエクステンション(5セット)、カーフ(5セット)、単関節系の種目(5~8セット)を行う。一方でデッドリフトメインの日もあり、「デッドを5セットやった後にローバースクワット、レッグカール、カーフも取り入れます」と、徹底した脚の強化を実施。特にハイバーとローバーのスクワットを両方行うことで、それぞれのメリットを活かしている。「ハイバーは膝の屈曲角度が深くなる分、大腿四頭筋への単関節的な刺激も得られる。一方、ローバーは重量をしっかり扱えるので、両方のバランスが大事ですね」と、緻密なアプローチを語った。

今回の課題は「絞りの甘さと、コンディション調整の難しさ」だったと自己分析。「調整が思うようにハマらなかったのが悔しいですね」としながらも、改善点を明確に捉えている様子だった。

今後の目標については、「JBBF日本クラス別選手権の65kg以下級での入賞が最大の目標です」と力強く語る。わずか2年でここまで進化を遂げた嶋田選手が、次のステージでどこまで仕上げてくるのか、さらなる飛躍に期待が高まる。

嶋田壮英選手

【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。

次ページ:嶋田壮英選手の極太脚

取材・文:FITNESS LOVE編集部 撮影:中島康介

-マッスルゲート選手, コンテスト
-

次のページへ >


おすすめトピック



佐藤奈々子選手
佐藤奈々子選手