「ケーキもチョコも大好きなんです」。そう笑うのは、静岡県の高校1年生(16歳)でビキニ競技に挑む片山あうら(かたやま・あうら)さん。成長期の身体づくりで読者が気になるのは「何を食べて、どう絞るのか」。今年のコンテストに向けてすでに減量を始めているあうらさんの答えは、成長期に過度な減量は危険という考えから“無理に削らず、整えて落とす”だった。
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減量期の食卓は、家族全員が同じではない。「私とママ以外の家族は別メニュー」で、あうらさんと母・くるみさんはボディメイク食を徹底。昼食は母が用意し、朝と夜はあうらさんが自分で作る。朝は「米と卵(目玉焼き)」、夜は「米と鮭とサラダ」。内容をシンプルに固定し、迷いを減らしている。
ポイントは“野菜嫌いでも、必ず食べる仕組み”だ。サラダはキャベツやもやしなどを中心に、1日1食は必ず入れる。くるみさんは「食物繊維やビタミンを、サプリではなく食事から取りたい」と考え、娘にも習慣化させた。増量期はサラダの幅を広げ、根菜やアボカドなども取り入れて“野菜に慣れる”時間にするという。
昨年は「食べないで落とす」指導が中心で、体調もメンタルもきつくなった。だから今年はコーチを変更し、腸内環境や代謝も意識した減量へ。現在は1600kcalでスタートし、オフと比べて500〜600kcalほどカット。それでも「少ない感じはあまりない」と語る。
甘いものの欲求には、置き換えで対処する。プロテインのマグケーキや、さつまいも+ナッツ+カッテージチーズ+オリゴ糖といった“代替スイーツ”を取り入れ、ストレスをためない。さらに、野菜やきのこを多く入れた味噌汁・スープは「お腹が空いたらとにかくそれ」と、空腹対策にも活用している。
「去年よりストレスなく減量できてる。お腹の調子もいい」。女子高生の成長期だからこそ、極端に削るのではなく、食べて整える選択が“続く減量”につながっていた。
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
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文:FITNESS LOVE編集部 撮影:上村倫代










