『マッスルゲート熊本大会』のボディフィットネス一般の部で2位という素晴らしい結果を手にした、木下亜紀(きのした・あき/49)さん。現在はステージで堂々と身体を披露する木下さんだが、かつては自身の体型にコンプレックスを抱いていたという。

「勧められたお菓子を断ったときに、『よく食べそうなのにね~』と言われたことがあります。自分の体型を見て、やっぱりそう見えているんだなと思って落ち込みました」
そんな木下さんがそこから筋トレを始めたきっかけは、意外にもシンプルなものだった。
「最初は『腹筋を割りたい』という理由でした。トレーニングを続けて見た目に変化が出始めた頃に、何か目標が欲しくなって大会出場を決めました!」
身体が変わる楽しさを知るにつれ、筋トレへの熱量も高まっていったという。
今大会では、肩と上腕をアピールできたと振り返る。
「マシンでのショルダープレスやダンベルプレス、サイドレイズを中心に行いました。どの部位に効かせたいのかを意識しながら動かすことを大切にしています」
ただ重量を扱うのではなく、“狙った筋肉にしっかり効かせること”を重視したトレーニングが結果につながったのだろう。
3年の糖質制限から抜け出し2位に
一方で、ボディメイクの過程では失敗も経験している。
「糖質制限を3年続けた結果、筋肉が落ちて体力も低下してしまいました。体重は減ったのですが、引き締まりのない身体になってしまったんです」
その経験から、今回は食事管理の考え方を大きく変えた。
「糖質とたんぱく質をしっかり取りながら、脂質をコントロールして減量しました。以前は糖質をほとんど取らない生活をしていたので、ごはんを食べることに不安もありました。でも、トレーナーさんが提示してくれたPFCバランスを信じて続けた結果、しっかり体重も落ちていきました」
トレーニングと食事の両面から身体と向き合ったことが、今回の2位という結果へとつながった。
しかし木下さんは、その結果に満足しているわけではない。
「正直、まだまだ甘かったなと感じています」
すでに次の目標も見据えている。
「下半身の絞りと丸いお尻をもっと作りたいです。ボリュームがあって元気な印象の身体を目指しています」
木下さんがボディメイクを続ける理由について教えてくれた。
「自分を好きでいたいから、筋肉質でパワフルな身体を作りたいんです。筋トレを始めてから、自分の身体を“かっこいい”と思えるようになりました!」
自身の変化について木下さんはこう振り返る。
「何歳からでも始められるし、何歳からでも変わることができます!」
【マッスルゲートアンチドーピング活動】
マッスルゲートはJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト大会である。
執筆者:佐藤佑樹
主にFITNESS LOVEで執筆中。自身も大会へ出場するなどボディメイクに励んでいる。料理も好きで、いかに鶏胸肉を美味しく食べるかを研究中。
取材:佐藤佑樹 撮影:西山稔夏










