10月6日(日)、 久喜総合文化会館にて『サマー・スタイル・アワード』女性カテゴリー限定コンテスト・大奥予選が開催され、ネイリストの山岸寿美子(やまぎし・すみこ / 54)さんがビキニモデル部門(※)グランドジェネレーションクラス(50歳以上)で2位入賞に輝いた。
(※)肩・ヒップ・太ももに関してはしっかりとしたアウトラインが見えることが好ましいビキニカテゴリー
ボディコンテスト歴5年で、昨年からビキニモデル部門に挑戦している山岸さん。大会挑戦のきっかけは結婚式に向けた10㎏のダイエット経験からだった。
「もともと太りやすい体質でダイエットは苦手だったのですが、人生2回目の結婚式に向けウェディングドレスをきれいに着こなしたくて、一念発起。人生で初めて4㎏も痩せることができたのを機に、リバンド対策を目的にボディコンテストに出場してみたら楽しくて! 競技歴は5年。憧れのキラキラビキニを目指してトレーニングを継続、昨年からビキニモデル部門に出場しています」
結婚式に向け痩せると決めた山岸さんはまず、食事を改善。鶏胸肉と野菜をメインに白米を少々、という食事に切り替えた。
「結婚式までの4カ月間で4kg痩せることができて、その後最大でさらに6kg、合計10kgの減量に成功しましたが、今思うとガリガリでした。それよりも、トレーニングを本格的に始めてから、ボディラインが明らかに変化したことのほうがずっとうれしいですね。あと、ひどく肩が凝ることと、少し歩くとすぐ脚がだるくなることが悩みの種だったのですが、これらもすっかり改善されました!」
旅行好きで、食べることも、お酒を飲むことも大好きだと言う山岸さん。食事や飲酒とはどう向き合ってボディメイクをしているのだろうか。
「平日に食べているものは主に野菜と肉か魚とロウカット玄米。栄養やカロリーには気をつけつつも飽きずに食事を楽しみたいから、野菜と肉・魚は定番の数種類から選ぶようにしています。野菜の定番はサニーレタス、ブロッコリー、トマト、キノコ類など、肉・魚の定番は鶏胸肉を中心に、鶏モモ肉、牛ヒレ肉、、サーモン、タラ、サバ缶など。もともと小麦粉を使った食材が大好きなのですが我慢して、グルテンフリーを心がけています。平日にはもちろんお酒も飲みません」
その代わり休日には外食をして「ハンバーガーやあんバターなど」好きなものを食べ、またお酒も楽しんでいる。
「大会の舞台に立つことが減量やトレーニングのモチベーションなので、オフシーズンにはつい食に走りそうになりますが、次のシーズンに向けて戻すことの苦労を考えることでセーブできている実感があります」
旅行好きの山岸さんが好んで訪れているのがビーチリゾート。「一生ビキニを着続けること。ビキニの似合うおばあちゃんになること」という人生の目標も、トレーニングと減量を続けるモチベーションになっている。
【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:大塚真奈美 撮影:中原義史
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