サマスタ選手 コンテスト

人気インフルエンサーが進化したお尻で最終戦へ 体重停滞したら「頑張らないということを頑張る」

個性的な参加者と豪華なステージ演出で人気を集める“夏の似合う男女の祭典”ことサマー・スタイル・アワード(以下、SSA)の全国決勝戦が12月8日(日)に迫る。

【写真】長身・腰高のスレンダーボディが映える大島里歩さんの進化したお尻

ビキニモデル部門とドレス部門で活躍する大島里歩(おおしま・りほ)さんはInstagramやTikTokを主戦とするインフルエンサーであり、昨年の大会出場をきっかけにボディコンテストの魅力にのめり込んだひとりだ。175cmの腰高な長身を活かした美しいボディラインと、パワフルなステージングで男女問わず人気を集める選手である。

「今年、5つの大会に出場して1年を通じて減量期を体験して学んだことは、継続的なダイエットは“休むことも頑張らないと上手くいかない”ということです」

緻密なカーボサイクル(炭水化物を高・中・低量にする期間を設けることで減量期の代謝機能減退を防ぐ方法)での食事管理とトレーニング計画を立ててボディメイクに臨む慎重派の大島さんだが、連戦を通じて人間の身体は計算通りにいかない難しさを知ったという。

「体重が落ちなくなったときは、さらに頑張っても落ちないですね。私は決意すると何がなんでも頑張ってしまうタイプで、たとえば有酸素もやると決めたら1日1万5000歩以上を絶対に欠かさず……というスケジュールを組んだりしたのですが、1週間続けても体重が落ちず疲労が溜まるだけでメンタルにも悪影響でした」

思い切って丸1日、運動をやめてひたすら寝てみたところ、それまでの停滞が嘘のように身体が絞れだしたという。

「長期間のダイエットは、自分に合った疲労とストレス管理との付き合い方が本当に大切だと思います。私は食べることが大好きなので、あえてチートデイは入れません。食べたいスイッチが入ってしまって余計にストレスが溜まってしまうからです。その代わり、ハイカーボの日にお餅やご飯をたくさん食べて元気をつけています」

様々な壁にぶつかることが打開策を考えるきっかけになった。FINALで注視してほしいのは、お尻の進化だという。

「課題であったお尻を徹底的に鍛えてきました。大殿筋上部、中殿筋の発達やポージングも強化しているので、絞ったウエストからのヒップラインの進化を見てほしいです」

今年は絶対に日本一を獲ると意気込みを見せた。地方戦からさらに美しさを増した選手達が鎬を削る真冬の熱戦がもうすぐ幕を開けようとしている。

 

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:にしかわ花 撮影:上村倫代

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。

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佐藤奈々子選手
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