サマスタ選手 コンテスト

鍛え上げたハリのある長い脚でボディコンテスト初優勝 わずか1カ月半で「みるみる身体が変わった」

11月23日(土)、行田市産業文化会館にて『サマー・スタイル・アワード最終予選&ROOKIE CHALLENGE CUP最終予選』が開催され、柳澤あゆみ(やなぎさわ・あゆみ / 29)さんがルーキーベティ部門とベディ部門の2部門で、自身初の優勝を果たした。急遽部門転向して初の出場で結果を出した柳澤さんが実践した、わずか1カ月半で「みるみる身体が変わった」追い込み術とは?

【写真】柳澤あゆみさんの長くハリのある脚

昨年の初出場して以来、ビキニモデル部門とビューティーフィットネスモデル部門とに出場経験を重ねてきた柳澤さん。その最高順位は2位。入賞を喜び、評価をうれしく思う一方で、あと一歩優勝に届かないもどかしさを感じていた。

「大会出場時のフィードバックや周囲の方々の声や評価を聞くと、私の身体に合うカテゴリーはベティなのかもしれないと。それで来年からの転向を目標にトレーニングしていこうと思いながら出場した昨月の埼玉予選でこのことを痛感。今年このままの結果だと悔しいなって思ったので、予定を早めて急遽この最終予選からベティにチャレンジすることにしました」

埼玉予選から最終予選までの期間は約1カ月半ほど。ビキニモデル選手より筋肉量を求められるベティ選手としての出場に向けて、急ピッチでの調整を行なった。

「この短期間で筋量を増やすというのは現実的ではないですが、それでも脚のトレーニングを頑張りました。あと筋肉の形や筋がよりクリアに出るよう、筋肉に今までと違う刺激を与えることを目的として、有酸素前に軽い負荷で回数をこなす筋トレを追加しました」

脚トレで重視した種目はブルカリアンスクワット。負荷は24~28kg、16回を3セット。また有酸素前のトレーニングは自重など、無理せず50回続けて行えるくらいの負荷を目安としていたと言う。

「食事はいつもの減量メニューを基本としつつ、炭水化物や脂質のセーブを意識して、この1カ月半で体重2.5kg減。目に見えてみるみる身体が変わっていくのがうれしくて、なんとかやり切ることができました」

柳澤さんの通常の減量食は、鶏むね肉、魚、卵に野菜とごはんが基本。他に補食のアーモンドや運動後のプロテインなどで栄養や満足感を補う。炭水化物は普段は少なめを心がけるが、週に1、2回多めに取る日を設定していて、そのときに好物のおもちとあんこを楽しむ。また野菜だけは量を気にせず、サラダのほか焼いたり蒸したり、味噌汁やスープに入れたりしてたくさん食べている。

「最後の1週間は炭水化物をグッと減らして普段の半分ほどに。おもちとあんこも禁止。でも大会2日前からのカーボアップですぐにまた食べることができました(笑)」

柳澤あゆみさん

 

次の目標は、12/8(日)に開催される決勝大会でのTOP10入り。「でも本当のスタートはその後からかな、とも思っています。来年の大会に向けて、時間をかけてじっくりと身体づくりに取り組めることを今から楽しみにしています!」

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:大塚真奈美 撮影:夏目英明

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