サマスタ選手 コンテスト

26歳の中学教師が「仕事前後の筋トレ」で鍛え上げ全国大会へ挑む 「睡眠時間はなるべく減らさない」

「とにかくトレーニングとステージのことを考えて、多くの人に支えられながら、がむしゃらに突っ走った1年でした。どこまでやれるか分かりませんが、ベルサールの舞台で精一杯自分を表現します!」

フィットネスコンテスト『サマー・スタイル・アワード(以下サマスタ)』が10周年となった今年。2024年最後となる『決勝大会』が、12月8日(日)にベルサール渋谷ガーデンで開催される。本大会は、地区予選で上位に入賞したものが参戦できるレベルの高いコンテストだが、関西予選(10月19日開催)でビューティーフィットネスモデル部門2位、ルーキービキニモデル部門3位を飾った吉田桃香(よしだ・ももか/26)さんも今回の決勝大会に挑む1人だ。

【写真】吉田桃香さんの締まったビキニボディ

磨きをかけたVシェイプの身体とポージング

「前回大会を終えて、Vシェイプと背中の厚みを出すことに注力しました。背中の下部を特に発達させるため、とにかく高重量でトレーニングしまくりました!」

中学校の教員として働く吉田さんは、勤務終わりに毎日パーソナルジムでトレーニングをしており、それに加えて、弱点改善のために勤務前に短時間のトレーニングも行うようにした。

「忙しくても睡眠時間はなるべく減らさないように、そして自分の体調も気にしながら、上手く時間を作るようにしていました」

決勝大会に向けて、ポージングの改善をするために、いろんな人に聞いて、魅せ方にこだわったという。徹底して『魅せたい部位はどこなのか、そこを最大限に魅せるにはどう身体を動かすべきか』を考えて、自分の練習に落とし込んでいった。

秘訣は楽しみながら食事をする

「今回の減量は辛いダイエットではなく、自分でグラノーラを作ったり、太らないスイーツを調べて作ったりして、楽しみながら食事をしていました。寒くなってきたので、おでんも作ったりしましたが、お出汁は塩分を控えるため薄めにしたりと工夫をしていました。塩分を控えすぎるあまり、お出汁がほぼ水でしたが(笑)」

減量期間中は、エネルギーが切れることは多少あったが、気持ちの浮き沈みもない状態で、順調に進められたという吉田さん。食事を楽しむように工夫をして、ストレスのかかるような無理な減量をしなかったことが良い方向に働いたのかもしれない。

「この1年は、トレーナーさん、ポージングを教えてくれた講師の方々、身体のメンテナンスをしてくれた方々、生活を支えてくれた家族や友達、ご理解ご協力ご配慮してくれた先生方、そしてたくさんパワーをくれた生徒たち、本当にたくさんの人に支えられてこの舞台に立つことができるので、感謝の気持ちを全力で込めてステージに立ちます!」

「最後に、サマー・スタイル・アワード10周年おめでとうございます!素敵な経験を、舞台をありがとうございます!」

吉田桃香さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:柳瀬康宏 撮影:岡 暁

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