サマスタ選手 コンテスト

「もう太った時代の自分には戻りたくない」20kgのダイエットを経て「くびれライン」を作り上げコンテスト3位に

12月8日(日)、 ベルサール渋谷ガーデンにて『サマー・スタイル・アワード 2024 “10th ANNIVERSARY” FINAL』が開催され、鈴木晴干(すずき・はれやか / 30)さんがドレス部門で3位入賞を果たした。ドレスに適したボディラインを求められるこの部門で見せた肩周りの美しさは、スタイルの良さをより一層際立たせるものであった。

【写真】鈴木晴干さんのくびれが際立つドレス姿

大会当日はメリハリのある身体で美しいドレス姿を披露した鈴木さんだが、トレーニングを始めるまでは現在に比べ20kgほど体重があったと話す。

「ボディメイクのきっかけは友人の結婚式への出席でした。友人のせっかくの晴れ舞台なので、きれいな姿で臨みたいと思って……。24時間ジムで有酸素運動を続けながら、糖質オフの食事制限でダイエットに成功しました。そして、体型が変わると徐々に気持ちの変化も現れはじめ、今では ”美しくあり続けたい” という気持ちが大きなモチベーションになっています。コンテストへの出場も通して悔しい気持ちを味わうことができるのも、大人になると貴重な経験だと感じています」

そんな鈴木さんが長らく課題として抱えていたのが、背中のボリューム不足。そのため今大会ではより一層、背中と肩周りのボリュームアップに励んできたという。

「肩幅が狭いとウエストが細く見えないため、肩と背中のボリューム強化を図りました。この課題は昨年から挙げられていたものであったため、1年という時間をかけて取り組みましたね。トレーニングの内容はケーブル系の種目とダンベルを中心に構成。回数を多めに設定し、トレーニングを積んできました。努力の甲斐もあり、周囲からも変化に気づいてもらえるようになったことはうれしく思います」

トレーニングを始めたことで自身の気持ちにも大きな変化が生じたと語る鈴木さん。体型の変化による自己肯定感の向上は、筋トレを行うことで得られる恩恵の1つだ。

「一番の変化は自分に自信がついたことです。正直、体重が重たかったときは ”もっときれいになりたい” という感情が沸くことはありませんでした。でも、筋トレで体型の変化を実感するにつれ、”さらにきれいになりたい” という新しい感情を抱くようになって。また、これまでの自分に甘くしてしまう性格も、気づけば『ストイック』と言われることも多くなりました」

ダイエット目的で始めたトレーニングも5年間続けることに成功しているという鈴木さんに、筋トレを継続するコツを伺った。

「体型が変化し、生まれ変わった自分を想像することはトレーニングを続ける上で大きなモチベーションにつながると確信しています。そして私は痩せたあと、”もう太りたくない” と思うようになりました。始めたてのうちは軽い運動を毎日行い、自分の生活の一部にしてしまうのも良いと思います。女性は無限大の可能性を持っています。どんな方でも年齢問わず、必ずきれいに輝くことはできます。どうか ”私なんて” とは思わず諦めないでいただきたいです。女性であることを楽しみましょう!」

鈴木晴干さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:池田光咲 撮影:夏目英明

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