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会社員が魅せた「腰高バックポーズ」 ボディコンテスト日本大会3位と躍動 秘訣は「朝」の使い方

2024年4月に『サマー・スタイル・アワードSPRING CUP予選』でビキニモデル選手としてデビューしたsayoさん。そこで総合優勝に輝いて日本大会への切符を手にし、12月に行われた日本大会ではルーキー部門で堂々の3位入賞となった。普段は会社員として働くsayoさんがカテゴリー挑戦1年目で結果を残せたワケとは?

【写真】sayoさんの鍛え上げた背中のバックポーズ

ビキニモデル選手としてデビュー年に日本3位と、好成績を残したsayoさん。躍進の一助となったのは「朝トレ」だ。

「朝は一番集中できる時間なんです。夜は仕事後で疲れが溜まってしまったりダラダラしてしまったりするので、トレーニングを後回しにしないように朝一でトレーニングを行っています。実際、やるべきことが朝に終わるというのが1日気が楽になるんですよね。例えば仕事後に脚トレをしないといけない状態だったら気分も下がっちゃいますし(笑)」

確かに、ストレスのかかる仕事を長時間行った後に「トレーニングに行くぞ!」と切り替えられる人は多くはないのではなかろうか。そして次第にトレーニングから遠ざかっていき、全くジムに行かなくなる。それであれば、早寝・早起きをして、仕事の緊急連絡など外部からの影響が入りづらい朝に集中してトレーニングし、いい汗をかいて気持ちよく仕事に臨む。この流れによって健康的な体型維持やメンタル面も整ってくるのだ。

そんなsayoさんの2024年は、自身のトレーニング方法を見直し、より基礎的な部分に注力した1年でもあったという。特に苦手だった背中のトレーニングでは、筋肉への意識を高めるためにフォームの改善やストレッチを取り入れた。

「背中を改善できている中で、効果的だった種目はラットプルダウンとハンマーストレングスのフロントラットプルダウンですかね。前者では、肩甲骨を下げて、肩が上がらないようにして行うことを意識してきました」

2025年シーズンに向けては、背中のさらなる広がりと脚のボリュームアップを目指している。

「前ももやお尻のボリュームをもっと出したいです。そのために今取り組んでいるのはハックスクワット。8~10回、しっかり追い込んでいます。2025年はもっと“カッコイイ”身体を目指し、しっかり準備してメンタル面も整えてステージを楽しみたいと思います!」

仕事終わりになかなかトレーニングができないと言うそこのあなた、「朝トレ」を試してみてはいかがだろうか。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:夏目英明

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