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コンテスト日本一に輝いた48歳・公認会計士 魅惑の「S字」ボディラインを披露 子育て、仕事がどんなに忙しくても「睡眠7時間」は確保

「睡眠時間を毎日7時間確保し、その他の時間を120%で過ごしました」。

12月8日(日)に東京・ベルサール渋谷ガーデンで開催された『サマー・スタイル・アワード 2024 “10th ANNIVERSARY” FINAL』にてビキニモデルマスターズ部門で日本一を獲得した服部景子(はっとり・けいこ/48)さん。公認会計士として忙しく働きながら子育て、競技に励む服部さんは「限られた時間」で結果を出すための準備を徹底してきた。

【写真】公認会計士・服部景子さんの“S字”ボディライン

決勝大会の結果を受けて「ほっとした気持ちもありますが、これで終わりではなく、次への成長の過程をクリアした感覚です」と服部さんは語った。子育てや仕事、家族との時間を大切にしながら、トレーニング、ストレッチ、ポージング、食事管理、睡眠、入浴など、あらゆる側面で自己管理を徹底してきた1年だった。

「仕事や子育てがある中で、時間管理をしないと全てが中途半端になってしまいます。Googleカレンダーで全ての予定を入れ込み仕組み化し、その時間に120%の力を出し切るよう意識しました。また、夜11時にはお風呂に入り、0時までには必ず寝るという生活リズムを守り、7時間の睡眠を確保しました」と、限られた時間の中で最大の効果を得るための工夫が、優勝へとつながった。

さらに仕事でも同様で「会議を入れる日はその日を全て会議で埋めてしまい、会議のない日で他のやるべきことを終わらせていくなどメリハリをつけて業務に取り組みました。結果、生産性も上がったように思います」と、子育てやトレーニングと両立するために効率の良い方法で生産性が上がる仕組みを作って実践してきたという。

トレーニングでは、特にS字ラインやお尻の形を作ることに注力してきた。「開脚ストレッチで柔軟性を高めることが一番役立ちました。お尻のトレーニングは週4回近く取り入れ、補助クッションなどを使いながら、自分の身体に合った方法を探しました」と振り返る。中でも一番お尻の改善に役立った種目は股を外に開く動作でお尻を鍛える種目の「アブダクション」だという。

2025年シーズンは、現在のビキニモデルより一段階上の筋肉量が求められるカテゴリー『ベティ』に挑戦する予定だ。「優勝すればプロ資格を得られますが、まだ私には筋肉量が足りません。フィードバックではベティで勝つための筋肉量を得るのに『2年かかる』と言われましたが、それを1年でつけてやろうと。そのためにトレーナーさんと戦略を練り、取り組んでいきます」。

現在、公認会計士として忙しく働きながら、競技でも結果を残してきた服部さん。「フィットネスの大会にトレーナーさんやポージング講師と一緒にチームで挑む過程は、ビジネスにおけるチームで事業の数字を追いかけたり、内部統制の構築プロセスやプライベートにおける子育ての過程にとても似ています。ビジネスの成功体験がフィットネスや子育てに生かせたり、フィットネスでの成功体験が子育てやビジネスに生かせたり、毎日学びと発見の連続です」と、競技や子育て、仕事のそれぞれに励むことが他のものに好影響を及ぼし、いい循環で回っているのだそうだ。

限られた時間を有効活用してボディメイクに励む服部さん。「時間がない」と言い訳をせずに工夫してやりたいことを実現していく姿勢には、見習うことがたくさんあるように思う。

服部景子さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:FITNESS LOVE編集部 撮影:夏目英明

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