サマスタ選手 コンテスト

現役レースクイーンタレント・鳳ゆま「ツンと持ち上がった美しい尻」でコンテスト出場歴2年で全国へ

「元々は全く筋トレに縁がなく、健康も気にしたことがありませんでした。ジャンクフードや脂っこい中華料理などが好きで、ドリンクといえば砂糖入りの紅茶、サラダを全く食べないなど偏った食生活で、不健康に細いのが悩みでした。年齢ごとに何か思い出が欲しいと思い、大会出場を目指してボディメイクを始めました」

【写真】鳳ゆまさんの上向きお尻と健康ボディ

鳳ゆま(おおとり・ゆま)さんは、現役のタレントでありレースクイーンとして活躍しながら、ボディコンテスト『サマースタイルアワード』に昨年初出場で地方戦優勝、今年は初の全国戦へ挑戦するなど注目を集める選手だ。「不健康な細さ」から「スレンダーながらメリハリのある身体」への挑戦の過程を聞いた。

「トレーニングは週に4日は必ず行きます。筋トレを始めてから全身のシルエットが変わったのですが、背面、特にお尻の持ち上がり方がすごく変わりました」

ツンと上向いたヒップは週に2回の強化で鍛えてきた自慢の部位だ。鳳さんはボディメイクを始めてから変化したこととして、体型だけでなくメンタル面を挙げる。

「以前は落ち込んだり病んだりと気分の変化が激しかったのですが、食事や生活を整えたことで精神的にも安定するようになりました。食生活は好みから変わりました。以前は全く飲めなかった水が飲めるようになり、野菜を美味しく食べられるようになって自分でも驚いています」

偏食を克服しただけでなく健康志向が高まり、現在はハーブティーの配合をオリジナルで行うための資格を取得中だという。大会出場という目標に対して努力する過程で、活動的になり事業への意欲も前より増したと語る。

「ボディメイクでは肩を強化して逆三角形のバックラインをきれいに作っていきたいです。普段、レースクイーンやコンパニオンのキャスティングも行っているのですが、今までの経験を活かしてさらに事業の拡大をできるよう取り組んでいきます」

女性の美容は体重の軽さや細さに焦点があてられることが多い。結果、過剰な栄養制限によるダイエットを招きやすい。しかし近年、美の世界で活躍する女性にも筋肉の美しさが見直されつつある。筋肉の成長によるボディメイクには適切な栄養の摂取が欠かせず、鳳さんのように自然とライフスタイルも整っていく人が多い。体重計に一喜一憂するダイエットに疲弊しつつある女性は、トレーニングという選択肢に目を向けてみてもいいかもしれない。

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:にしかわ花 写真提供:鳳ゆま

執筆者:にしかわ花
『IRONMAN』『FITNESS LOVE』『月刊ボディビルディング』寄稿。広告・コピーライティング・SNS運用も行うマルチライター。ジュラシックアカデミーでボディメイクに奮闘している。

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