昨年、ボディコンテスト団体『サマースタイルアワード』にて、全体的な印象やメイク・ヘアー、肉体の発達状態、舞台上のパフォーマンスなどが評価対象となるカテゴリー・ビューティーフィットネスモデルのトール部門優勝、そのままオーバーオール優勝を果たし、プロ資格を獲得したJunnaさん。「2024年の5月に優勝してプロ資格をいただき、12月にプロ戦に初出場しました。本当に充実した濃い1年でしたね」。その変化の裏には、こだわり抜いたボディメイクがあった。
過去一、下半身特化で絞った減量
プロ戦を迎えるにあたり、Junnaさんは過去一レベルで下半身の絞りを徹底。
「数字にこだわって食事管理をしていくと、自然とお腹が割れて、くびれもはっきりしてきました。見た目だけじゃなく、数字にも変化が出てきて、『頑張ってきてよかった!』って思えた瞬間でしたね」
特に、下半身をスリムにするためのアプローチとして、次のような工夫を取り入れた。
筋膜リリースのルーティーン
「股関節から少しずつほぐし、前ももを中心にアプローチ。殿筋周りでは、お尻の付け根→裏もも→膝裏→ふくらはぎへと流れを意識してほぐしました」
有酸素トレーニングの強化
「プロ戦の数カ月前からトレッドミルの傾斜を最大に設定し、1時間のウォーキングを週2〜3回実施しました。これにより、筋肉のメリハリを保ちつつ、引き締まったラインを作り上げられたと思います」
この2点を徹底した結果、プロ戦では過去最高のコンディションでステージに立つことができた。
焼けにくい肌をきれいに焼く工夫
SSAといえば、日焼けした美しい褐色な肌が印象的な大会の一つ。
「股関節の怪我の治療のためにはじめた筋トレでしたが、次第にメリハリのあるボディラインに憧れて、加えて夏が大好きな私にとってSSAのコンセプトがマッチしました」
「もともと肌が焼けにくいので、少しでも黒くしたいこともありますね」と夏への愛情を語ったJunnaさん。きれいに日焼けをする工夫もしてきたそうだ。
「肌が慣れてきたら4日に1度焼くようにしていました。乾燥しやすいので、保湿は絶対に忘れずに! さらに、肌の調子を整えるためにビタミンを多く摂ることも意識していました」
ボディメイクだけでなく、肌のコンディションにもこだわることで、より健康的な美しさを追求している。
【SSAアンチドーピング活動】SSA(サマースタイルアワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:柳瀬康宏 撮影:舟橋賢 写真提供:Junna
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