サマスタ選手 コンテスト

25歳・幼稚園の先生の「バキバキな背中」 子どもたちとの鬼ごっこが有酸素運動に コンテスト総合優勝も経験

2024年の『サマースタイルアワード九州大会』ビキニモデルショート部門とオーバーオール優勝の好成績を手にした宮脇唯(みやわき・ゆい/25)さん。宮脇さんは日々、幼稚園教諭として子どもたちと接しながらトレーニングに励んでいる。

【写真】宮脇唯さんのバキバキなバックポーズ

「元々はジムに行っても有酸素運動だけで筋トレはしていませんでした。でもSNSでキラキラと輝くビキニを着た選手たちの姿を目にして、『私もあのビキニを着てみたい!』という好奇心から筋トレをはじめました」

幼稚園教諭として勤務している宮脇さんだが、時間がない中でも仕事柄、運動をする機会は多いそうだ。

「減量期には、仕事中に子どもたちと鬼ごっこしたりと走り回ることが多いんです。なのでそれが有酸素運動になってますね。仕事でエネルギーを使いすぎるため、体調を見ながら白米や玄米、鶏むね肉や牛肉など、日々のバランスを見て食事を決めています」

コンテストでは特に絞れた背中が印象的だが、得意な種目はやはり背中。

「背中は結構こだわりを持って取り組んでいて、例えばラットプルダウンという種目では、バーをマググリップ(※)にしたり、ストレートバーにしたり、いろいろアタッチメントを変えています。背中の筋肉は鍛え分けが難しいのですが、バーやアタッチメントをうまく使って背中の上部や下部と鍛え分けてトレーニングしてきました」

(※ 3D形状で手関節を屈曲させた状態で引くことができるアタッチメント。通常のグリップよりも効果的かつ簡単に背中の筋肉を刺激できる)

また、苦手な部位は肩と腕と語る。克服のためにトレーニング頻度を上げたり、友人と一緒にトレーニングをして、一人では追い込めないところを周りの力も借りながらトレーニングをしているそうだ。

「今後の目標はもう一度優勝することです!そして、サマースタイルアワードで活躍している、大好きで尊敬する選手の岩谷美保子さんといつか同じステージに立つことが一番の目標です」と目を輝かせて答えてくれた。

宮脇唯さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:柳瀬康宏 写真提供:宮脇唯

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