サマスタ選手 コンテスト

27歳・ネイルサロンオーナーが「記憶がないほど忙しい」なかで磨いた腹筋美 筋トレで睡眠の質向上も実感

4月6日(日)、埼玉県・三郷市鷹野文化センターにて『サマースタイルアワード 2025 新人類』が開催され、村社妃奈乃(むらこそ・ひなの / 27)さんがレギンスモデル部門で優勝を飾った。

【写真】村社妃奈乃さんの美しい腹筋周り

学生時代から続けていたハンドボールの影響で元々体格は良かったという村社さんだが、社会人となりダイエットを決意。15kgの減量に成功したものの、周囲の反応は当初の想像とは異なるものだった。

「韓国アイドルに憧れてダイエットを始めたのですが、最終的には筋肉のないヒョロヒョロ体型になってしまって。周囲からも ”痩せすぎて心配” と声をかけられたことで、ある程度筋肉があった方が健康的で美しいのだと気づくことができました。これをきっかけに、筋トレも取り入れた『健康美』を目指す筋トレをスタートさせたんです」

初のコンテスト出場であった村社さんがまず強化を図ったのは上半身。15kgのダイエットで薄くなってしまった上半身にボリュームをつけることが課題であった。

「今回出場したレギンス部門の服装は、上半身の露出が多く見られやすいと思ったので特に強化しました。基本的にはパーソナルトレーニングで指導を受けながら筋トレをしていましたが、気づけば自宅でも簡単な筋トレをするようになっていましたね。軽いダンベルを使った運動であれば、自宅でも隙間時間を使って気軽にできるのでおすすめです!」

「コンテスト前は記憶がないほど忙しかった」と語る村社さんは、社長秘書・経理・会社オーナーと3つの仕事を掛け持ちするトリプルワーカー。自身でネイルサロン立ち上げるなど、仕事も全力投球だ。

「まとまった時間の確保が難しい分、トレーニングは土日や仕事後の夜の時間を使って取り組んでいました。忙しかったのは確かですが、それ以上に筋トレを始めたことで仕事にも良い影響がでていると強く実感していて。体力の向上や見た目の変化はもちろん、睡眠の質が上がってすぐに眠れるようになったんです。気持ちもポジティブになりました」

多忙な日々を送る村社さんだが、タイトなスケジュールの中でも筋トレを継続できた理由とは。

「”ジムに行くハードルが高い”、”続けられるか不安” など色々考えることはあるかもしれませんが、悩んでいるのであればぜひトレーニングを始めてみてほしいです。冬は寒いし、行くのが億劫になる日がある気持ちも分かります。でも、ジムに行ったらやるしかないし、やってみると達成感があるものです。”行って良かった”と思えると思います。気持ちもスッキリするので、夜の寝つきが悪い方にもおすすめですよ。私は筋トレのメリットをすごく体感できているので、自分の会社の福利厚生に『ジム費用の負担』を追加しました!」

トレーニングで心身ともに磨きがかかった村社さんの姿は輝きを放っていた。

村社妃奈乃さん

【SSAアンチドーピング活動】SUMMER STYLE AWARD(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。

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取材:池田光咲 撮影:夏目英明

執筆者:池田光咲
IRONMANを中心にトレーニング・スポーツ系メディアや雑誌で執筆・編集活動を展開中。ベンチプレス世界選手権3位の入賞経験をもつ現役アスリート。

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